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社長ブログカテゴリー記事の一覧です

評点

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前回の帝国データバンクに続いて東京商工リサーチからアポが入っていた。
来社の目的は同様に決算内容についてのインタビューだった。

前期は、償却前の営業利益が3億円だったが、今期の設備投資や資金調達の見通しなどを聞かれたので、金利が上がり傾向にあるため、来期の設備投資を見越して5億円ほどの調達を計画していると応じた。

インタビューを聞いているうちに、果たして自社の評価はどのようになって、何点がついているのだろうかと、ふと思った。

こちらから調査を依頼する際、財務状況を含めた評点を一つの基準として判断している。
50点を下回る場合には注意深くなるが、60点近くなると優良企業に類する評価と見なして、目を瞑って取引出来ると判断している。

さて、イコムの評点はいかに。
担当者に聞いても絶対に教えてくれない。
そこまで気にする必要はないが、こちらの予想は58点位ではないだろうか。
60点までいくには、償却前の営業利益で8億〜10億円ではないかと感じている。

調査会社の担当者もはっきりとは言わないが、何かの材料を持っている会社には興味が湧いてくるようで、研究開発の見通しや、特殊技術の確立、自社の得意分野の業界シェアだったり、他にない材料を持っている企業などである。

今度、機会があれば担当者を銀座のクラブへ連れていき、評点を明かしてもらうつもりでいる 笑

ゴルフ懇親会

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浦和レッズのスポンサーが集まり、石坂ゴルフクラブでゴルフ懇親会が行われた。

浦和レッドダイヤモンズ株式会社の社長、幹部と共に大手企業や地域優良企業が集まって、親交を深める機会となった。
現役時代のスター選手も何名か参加されていたが、サッカーファンの方にとっては大変貴重な時間ではないかと感じた。
こちらはサッカーの事が詳しくないので、あの人は岡野選手で向こうの人は永田選手だと聞いてもわからないでいた。

一緒の組で回った方々が大手企業の役員で、スタジアムのVIP席での体験を語っていたが、こちらは一度も行った事がないと言うと、それはもったいないので行かれた方がよいと説明してくれた。
食事のほかにワインやウイスキーも準備されて、観戦しながらゆっくりとくつろげるようで、スポンサーの中でも大変好評だと言う。
特にお客様を招待するとすごく喜ばれるようだ。

ゴルフコンペ終了後の懇親会では、たくさんの景品が提供されていて、中でも現役選手のサイン入りユニホームは人気のようだった。

これまでに様々なゴルフコンペに参加してきたが、今回の浦和レッズゴルフ懇親会の皆さまは、サッカー熱が非常に高くクラブチームを応援する独特の雰囲気を感じた。

今年のシーズン中に一度VIP席で観戦したいと思った。

捉え方

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汗びっしょになり恵比寿ガーデンプレイスに到着したが、なかなか目的地に到着しない状態であった。

東京美術写真館にて里山写真展が開催されているのだが、周りを見渡しても看板もなければサインも見当たらない。

恵比寿ガーデンプレイス内との案内だけで、webサイトも詳しいアクセス表示がない。
直接電話をして迎えに来てもらったが、そこは全く目立たない裏の方にひっそりとあった。
これでは、わかりにくいのでもっとわかりやすい案内図をサイトに掲載するか、入り口のサインを明確にする必要があると訴えた。
しかしながら、案内してくれた人に言っても効果はなく、独り言のようにつぶやいていた。

ようやく館内に入ると里山風景を春夏秋冬ごとに展示していて、1番印象的だったのが雨の伊勢神宮だった。
大木に迫力があり、神々しい雰囲気が伝わってくるような素晴らしい一枚だった。
それは、捉え方によりまったく違う写真になり得るもので、同じ風景を見ても掴みと捉え方によりまったく別次元の領域になる。

それは、日常生活でも人によって体験がまったく異なるように、自身にはまったく起こり得ない事が、他の人には起こっている現実とのギャップのようにも写っていた。

それは、捉え方でまったく違う世界を生きる事に通じているようだ。

カラー

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最近は色が湧いてくる瞬間がある。

毎年恒例の取引銀行へ訪問して決算報告する時期に入った。

今年は住宅を購入したお客さまの取引で店内は賑わっていた。
聞いてみると、金利が上がる前に住宅ローンを組みたい人の傾向があり、住宅も堅調に売れているようだ。

支店長と担当者を前に決算の説明をしながら話していると、銀行の特徴が浮かび上がってくる。
それはまるで、水彩画で用いる108色の絵具のように違っていて、銀行もそれぞれのカラーに分類されるような感じである。

積極的に融資の提案をしてきたり、こちらの資金使途を探ってくるような質問をしてくる銀行は、W019やW012だったり赤でも若干黒が混じっていたり、オレンジが混ざっていたりする。

また、じっくり数字を分析しながらも追加資料を求めてくる銀行は紫でも黄色が混ざっていたり、青が入っていたりする。

これらは、支店長や担当者の投影のようにも思えるが、銀行の企業文化が反映されて、それがカラーとして湧いてくるものだ。

ちなみに現時点で日本の金融機関での銀行が530機関あるので、108色の中から更に分類される事になる。

但し、本部の上層部や頭取へ伸びていくような支店長は本人の色が濃く反映されているようだ。

リスクマネジメント

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街中を歩いていると、呼び止められて振り向いてみると、帝国データバンクのN氏だった。

しばらく一緒に歩きながら近況を聞いてみると、中堅デベロッパーが不信で売上は上がっている一方で、建築費や人件費が上がっているため、支払いが増えてキャッシュフローがマイナスになっているようだ。
金利も上昇傾向にあり、今後は要注意だと話していた。

プロゴルファーの矢野東選手が東京クラシックのメンバーで、自身のYouTubeチャンネルの中で、コースのリスクマネジメントを強調していた。
あらゆるリスクを考慮した上で、マネジメントを意識しながらプレーをしていく。
調子が良い時ほどそれを意識していると話していた。
実際の体験からも、無理をした時には結果として大叩きをして後悔したりする。
試合では、その時点でお仕舞いになったりするので、リスクマネジメントを意識する必要がある。

矢野選手は、ピンが手前だったら奥へ、逆の場合には手前に狙っていくと話す。
あるいは、ピンの位置が左の場合には右を、逆の場合は左を狙っていく、スーパーリスクマネジメントを徹底していくと、流れが良くなってくるようだ。

ビジネスに置き換えると、インフレによる売上原価や販管費の増加、金利上昇によるリスクマネジメントをしっかりと準備する必要がある。

今後は、取引先の倒産も注視して、ゴールを見据えながらもリスクマネジメントを意識していきたいと感じている。

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夕方4時過ぎに到着したが、暑さはまだ続いていた。

碓氷川のほとりで旬の鮎料理をいただいた。
そこは碓氷峠の入り口に位置する群馬県安中市の磯部簗である。

高崎線の磯部駅から徒歩5分であるが、すぐ近くの軽井沢まで行く機会はあるが、通過してしまうのでなかなか訪れることはない。
先週簗がオープンすると言うので、友人がセットしてくれたおけで来る事が出来た。
簗は約2ヶ月余りの期間しかやっていない。

鮎の刺身は初めて食べたが、食感が独特の弾力があり甘みもあり絶品だった。
熟練の職人が炭火で焼く塩焼きは、頭から尻尾までまるっと骨まで柔らかく食べられる。
30分ほどじっくりと焼き上げるので、全て違和感なく食す事が出来る。

味噌焼きやフライもあり、甘露煮などの鮎尽くしのフルコースを碓氷川のせせらぎを聞きながら愉しむ贅沢は、まるで京都川床料理を彷彿とさせるものだった。
冷酒を飲みながら語り楽しんでいた。

すると、スタッフが席まで来ると、締めのご飯を運んでもいいかと聞いてきたので唖然としてしまった。
お膳は鮎でいっぱい、まだ5時だと言うのに早過ぎではないかと仰天、友人も想定外の事態に面目丸潰れの状態である。
締めの鮎のかやくご飯を食べるまでに1時間ほど延長してもらったが、腹の中は鮎でいっぱいだった。

タイムパフォーマンス

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スーパーのレジで会計する時間を早く済ませたいと毎回感じている。
なぜそんなに急いでいるのですか?
この質問には窮するが、無意識のうちに0.1秒でも早く済ませたいと態度に出ているようだ。
店員さんにより手際が違っているので、並ぶ前にそれを見極めるようにしている。

一方で、ゆっくりレジを済ませたいニーズがある事に、あっと思うシーンがあった。
テレビ番組の特集で、高齢者や車イスなど障害を持った人向けに、ゆったりレジコーナーを設けるスーパーがあり、売上げが10%も伸びたと報じていた。
早く済ませたいと無意識のうちに態度に出している事に、嫌な思いをしている方々がいて、それを解消した逆張り発想である。

面目ないと感じながらも、タイムパフォーマンスにフォーカスしている観点からは、とても湧いてくるようなものではない。

街中を歩いていると、外国人グループが横並びになって歩いているのを見かける。
最近は顕著になって、こちらのペースと違ってゆっくりのため、通行の妨げになっていると感じている。
スーパーのレジのような無意識のうちに態度に出ていても、彼らは意に介することなく、おしゃべりしながらゆっくりと歩いている。

そんな振る舞いにズレを感じざるを得ないのが、スーパーのタイムパフォーマンスにあった。
昔はそれが当たり前で、八百屋や肉屋の店員さんと勘定しながら、世間話をして買い物をするのは日常的にある光景で、馴染みになるとおまけを貰っていた。

そこからの観点だと、人間関係が希薄になり、タイムパフォーマンスを追求し過ぎるが故の、失っている遊びのような余裕が無くなっていると感じている。

なぜそんなに急いでいるのですか?
改めて自らに問いたい。

テスラ

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ガリガリっと言う音が聞こえた時にはもうすでに遅かった。

いつもは反対側から曲がるのだが、今回は角度が鋭角になって曲がりきれず電信柱に接触してしまった。

恐る恐る車から降りて見てみると、思ったより傷が付いていて凹みもあったのでちょっと気分が落ち込んだ。

なぜいつも通りの道に行かなかったのかと、後悔するもそこから得られるものはないと切り替えた。
翌日になって保険を確認しようと思い写真を保険会社に送って事故報告をした。
テスラの関連工場へも同じく写真を送って見積もりを取った。
何ヶ所か連絡してみたが、どこも混雑しているようで実際に入庫してから2ヶ月位かかると言うのでびっくりした。
何やら部品の調達にも時間がかかるようで、この傷がついた状態でしばらくの間は乗らざるを得ない状況である。

そして、見積もりを取ってみると100万円以上の金額に驚愕した。
特殊の板金が必要になるようで、工賃も部品も合わせるとそれぐらいなっても仕方がないと説明があった。

テスラは新車も買えないし、修理にも時間はかかるし、費用も高いので困ったものである。

テスラとの付き合いもずいぶんと長くなったが、この辺が潮時なのかもしれない。

インフレ

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サンフランシスコからの客人S氏と数年ぶりに再開して、ゴルフプレーを共に楽しんだ。
シアトルに住むS氏に現地の住宅事情を聞いてみた。
賃貸は5%ほど下がったようだが、単身者用のワンルームで月35万円、最近は購入する人の増加傾向が見られるようで、頭金2割入れる条件で金利は6-10%だと言うので驚いてしまった。
年収3000万円でも中間層に属さないようで、インフレが凄まじく進んでいる。
現地のマクドナルドで働くアルバイトの時給が4500円を超えたと言う。

それでも消費が増えているようで、経済が上手に循環しているようだ。
一方で、現地で見かける日本人は貧相に見えるそうで、それはまるで一昔前の中国人を見るようで、それが今は立場が逆転して中国人の方が逞しく映っているとS氏は話す。

物価も賃金も為替を除くとちょうど3倍程度になるので、見える世界がまったく異なるので、日本にいる時には必ずクレジットカードで決済するようだ。

明日から仕事でベトナム入りするようで、若いエネルギーで充満している地で、次のビジネス展開を進めているようだ。

最終電車が行ってしまった感は否めないが、日本でもこれから本格的に強まっていくインフレにおいて、賃金上昇に伴う成長を遂げていく必要性を強く持つ機会になった。

ポールポジション

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とある蕎麦前の大将が言った。
お客様にはこちらの都合で変えてもらっています。アッパー層に絞って仕事をしているので、あれこれとうるさい事は言わないし、日程を変えてもらっても来てくれる。

仕事に自信があると同時に尊厳を守っているので、特別な信頼を得ているようだ。
レースに例えるならば、全車両の最前列の位置にいるため、有利な条件でレースを始める事が出来る、ポールポジションをとっている。

大将はひょうひょうと語っていて、力みをまったく感じさせない雰囲気を醸し出している。
このポールポジションにいることで、心にゆとりを持って仕事に挑む事が出来ている。

アスリートの話もしてくれたが、経済的なポールポジションがあるアスリートとそうでない人では、いざと言う勝負どきに決定的な差が出ると言う。
このパットを入れないと生活に支障が出る人と、スポンサーがついている人では、決定率が異なるようだ。

仕事においても同じことで、ポールポジションを取ることで、ステークホルダーに対して有利に交渉を進める事が可能になる。

恋愛でも、夫婦関係もスタートの位置が最も重要な要素になるだろう。

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