社長ブログカテゴリー記事の一覧です
記憶
最近になって飲む席での話の記憶が飛ぶことがよくある。
翌日になって昨夜の話をされるのだが、さっぱり記憶にないのだ。
ある程度のラインを超えるとそのような傾向になるようだ。
もともと酒は強い方ではないがピッチが早いので酔いが回るのだろう。
しかし、よくよく観察してみると酒だけが要因して記憶がないのだろうか。
普段の仕事での報告事項でも聞いていなかった勘違いがたまに見受けられる。
友人同士の話でも同様なことがある。
記憶力なのか傾聴力の問題なのかを観察してみたが、記憶力が通常より劣っているとは考えたくなかったが、自分が発した話の内容が記憶にない事があるのでそれもあると思う。しかし、どちらかというともしかしたら傾聴の方が問題なのかもしれない。傾聴力とは「アクティブ・リスニング」のことで、相手の話に関心を持ち、積極的に受け入れながら深く話を聞いていく方法のことだという。
何かすごくピッタリくる感覚があるのは何よりの証拠だろう。自分に関心がない話だと自動的に聞こえなくなるのは以前から気がついていたが、私の場合、記憶力との相乗効果があるのだと思う。全く困った話だ。先日テレビを見ていた時に脳内指紋の検証をしていたのを思い出した。これは自分が意識的に記憶に無くても脳の側頭部に記憶されていて、ある機器を使って脳波を調べると記憶している部分だけに反応があるので、指紋のような役割を果たす機能があるという実験結果であった。
もし、これが実用化されたら私は大変な事になるだろう。(笑)
ジム
マッサージが終わるとサロンの方が「何か運動してますか?」といわれたので朝のジョギングとジムに通ってますと答えた。筋肉が張っているので驚いた様子だった。
ジムはまだ4ヶ月が過ぎた位だが筋肉がついてきて、最近は服がきつい感じがする。
久しぶりにお会いした方からは、少し太ったと言われるようになった。
週に2~3回のペースで通っているが主に上半身を中心とした筋肉トレーニングをやっている。体の部位によって異なるマシーンの数が多く飽きないのだが、私の場合、単調になる傾向があるのだ。腹筋や背筋のトレーニングを黙々とやっていて新しいマシーンに挑戦する機会が少ないことに気がついた。トレーナーがアドバイスをくれて色んなマシーンの使い方を教えてくれてからは胸や腕の筋力を鍛え始めている。しかし、困った事に私の場合、手と足が多少短いので使いこなすのが難しいのだ。(笑)今は慣れてきたが最初のころは苦労していた。周りを見渡すとストイックにトレーニングに励むマッチョな人達が顔をしかめながら頑張っている。鏡で自らの筋肉を確かめるかのように肉体美を目指しているのだろう。私はマッチョになる気は毛頭ないがトレーニングを重ねていくと重量に対して挑戦する癖がついてくる。毎回重量を上げて挑むと筋力のバロメーターにもなるので励みになる。何とか続けて1年後には腹筋が割れている感じになっていたい。
天然村
千葉県鴨川市に天然村がオギャーと生まれた。
当社のロハスプロジェクトが本格的に始動したのだ。土地を取得したが農地のため
これからは土地の整備から始まり、各種許認可の準備に取り掛かっている。
すぐ近くには日本棚田100選の中の大山千枚田がある。ここはオーナー制度になっていて季節になると関東近郊から人が集まってくる。
今回取得した土地は里山の魅力がふんだんにある場所で自然の果物や山菜が備わっているのだ。隣には小川が流れていてコロコロと心地よい音色が楽しめる。
この素晴らしい土地に地元の7人の侍と呼ばれる得意技をもった人達と作り上げていく。
今回私を含めた8人が開村準備室でこれからの計画を話し合ったが全員の目が爛々と輝いて凄いエネルギーを感じた。まるで火山が噴火する前のマグマが静かにエメルギーを充満しているかのようだった。私もこのワクワクさは今までになかった感覚である。
これからが本当に楽しみだ。来年の今頃には開村できる工程で動いている。
行き過ぎた時代から低エネルギー消費生活で暮らせる癒しの場を事業として成り立つモデルを構築するべく前進していく。
ファンド
昨年の香港金融セミナーからファンドに投資をして約1ヶ月になる。
このファンドはFXで為替をコンピューターで管理しながら運用しているのだ。
3000万円の投資で1ヶ月の利息が100万円を超えた。月利で4%近くになる。
年ではなく月だから信じがたいパフォーマンスなのだ。
これが1年間続くと1200万円にもなる。利息だけで年収が1200万円になる計算だ。
しかし、この益には税金がかかってくるのだ。最初は海外だから当局もわからないだろうと思ったりもしたが、私の場合は日本の銀行から送金しているので完全に把握されている。
今は日本の銀行から海外送金する場合、100万円以上は銀行が税務署に申告するそうである。つい最近までは500万円だったのに規制が厳しくなったようである。
それだけ海外にお金が流れている証拠だ。
税金を払いたくなかったら、バックに現金をつめて香港まで持っていくしかない。
その選択もあったのだが、私はあえてバカ正直に日本から送金をした。儲けた半分を申告するつもりだったのだ。しかし、不思議なもので儲かってくると税金を払いたくなくなるのだ。(笑)
事業の場合は別にして投資で儲かると何だかそんな気になってしまうのは私だけだろうか。しかし、そこに落とし穴があるのだろう。当局に睨まれたら利息どころか元本までもっていかれることだろう。
最初に日本から振り込む選択をした以上、欲をかいて自分を見失ってはいけないのだ。
ぶれてる自分を観察してみると、欲深さが恥ずかしくなってきたりする。
但し、これはファンドが順調にパフォーマンスを出し続けている事を前提に考えている、取り越し苦労かもしれないのだ。一本調子で儲かり続けることはまず無いだろう。
その辺は慎重に見極めていかなくてはならない。
コツコツ積み上げる「カメ」が一時的にガッポリ儲ける「うさぎ」より強いのだ
繁盛店
正月休みにスキー場から帰る途中に中華料理店に寄った。
ここは以前から混雑していたので一度行ってみたかった店であった。
午後2時をまわっていたが行列ができていて相変わらずの繁盛店だった。
20分程度待つというので並んでいる間に店内を観察してみるとお客さんの大半が麺類と餃子を食していた。厨房がかなり広めで店主らしき人物がこちらをチラチラ観察している。
実際に調理をしているのは男性3名と女性が1名洗い物を担当し、ホールには女性3名のスタッフが料理を運んだり、片づけをしたりと忙しそうに動いていた。
そこで素晴らしいと思ったのはお客様が食事を終えてから席を立ち会計を済ませてからの次のお客様のセットアップまでが物凄く短時間なのだ。ひどい店になると席が空いているのに次のお客様を待たせたままで、ご案内しない店も時折見かける。
素晴らしいオペレーション体制を構築している点が感心した。
そうこうしている間に順番がきて席に着いてメニューを見たが、やはりここの売りは麺類と餃子であった。人気ランキング№1のトマトラーメンと餃子を注文した。
他に新メニューが幾つかあり、常に新しい商品開発にチャレンジしているのが解り、繁盛しているもう一つの要素として感じ取った。
実際にトマトラーメンを食してみると実に美味かった。発想はトマトスパゲティなのだろうか。具財がほぼ同じで違いといえばスープと玉子位のもの。麺に粉チーズをかけるところまで徹底している。しかし、ラーメンの感覚で全く違和感がない。それどころか、トマトとスープが絶妙の相性であっさりとした味付けなのに癖になるくらいのインパクトがあった。さすがに人気№1の商品だけのことはある。餃子も皮が薄くパリッとした食感で凄く美味しかった。最後に繁盛店の要素として店主の存在だろうと思う。終始周りを見渡しながらお客様に笑顔で会釈をして店の雰囲気を作り出している。
値段も決して安くはないのだ。デフレ傾向の世の中だが工夫と努力で克服できる素晴らしい見本を見せていただいたようで感動して店を出た。
本物の人間関係
友人の紹介である人物と会った。その人は数十年前に投資ファンドで7百億円を運用して破綻させた事により、詐欺で刑務所に10年服役していた男であった。
当時はベンチャー企業と呼ばれ始めたころで、ソフトバンクやパソナといった若手経営者が世に名前を売り出していた時代であった。彼もその中の一人で飛ぶ鳥を落とす勢いでビジネスを楽しんでいた。
天ぷら屋のカウンターで友人を交えて食事をしながら昔話を聞いていた。
今は名前が汚れてしまい、何をやるにも気力が湧いてこなかったという。
最近になって友人の励ましや生き方に感化され徐々にやる気になってきたという。
彼曰く、いい時には人はどんどん集まってくるが、悪くなった途端に潮が引くように去っていく。それが心を深く傷つけ自ら当時の友人に連絡するのに躊躇があるのだ。
そんな中でも私の友人は彼の力になるべく、身の回りの世話から精神的なサポートまでやっているのだ。また、超有名な一部上場会社の社長も彼と昼食をしながら力づけしているという。それを聞いたとき一人の人間として付き合う姿勢と、自分の利に適う相手として付き合う場合と見たときに断然、後者の方が多いのだろうと思う。
ビジネスを通して友人になった場合でも、どん底にいる相手にいいときのように一貫した姿勢で付き合える人間はそうはいないだろう。私の友人や超有名な社長も当時から一人の人間性に魅力を感じて付き合っていたのだろう。たまたま、ビジネスで失敗して社会的責任を負ったとしても、彼の人間としての在り方は変わらないのだ。何かそんな人間関係が作れたら素晴らしいと思った。
忘年会
個人的な忘年会を初めて主催させてもらった。
目的は私の友人同士で縁が深まりビジネスに発展するも良し、友人として縁が出来るきっかけになっても良いし、ヨコの繋がりが実現できれば幸いと思ってやってみた。
今までは自分が主体となって何かのイベントをやるとかは全く無かったが、友人からのアドバイスで私が声がけしたら、喜ぶ人がたくさんいると思うと言われたのがきっかけであった。年末の忙しい時期にもかかわらず30名近い友人が集まり大いに盛り上がった。
小学校1年生のクラスメートから、高校時代の野球部の仲間、社会人に入ってからの先輩、現在親しくしている友人たちが一堂に会した。
宴の席にも関わらず、自己紹介の時間になると、みんなグラスを置いて真剣に耳を傾けている姿が印象的だった。仕事がらみの忘年会とは全く違った雰囲気の中で、それぞれが交わり私を下げたり上げたりしている話があちこちから聞こえてくる。主役を演じて見て、みんなから話題の中心になっている居心地がとてもよかった。本当にありがたく感じた瞬間だった。また、今日初めて会った友人同士が仲良く会話をしている姿を見てとても嬉しく思った。利害関係がないので互いに警戒心もなく打ち解けるのも早かった。司会をやって盛り上げてくれた友人、裏方を演じてくれた友人に大感謝である。
約2時間という短い時間ではあったが目的に合った忘年会が出来た事がとても嬉しかった。
また、このような友人達がいること誇りを持ちたい。
わらじカツ丼
秩父に美味いカツ丼があるというので行ってみた。
裏路地に入った場所でようやく看板で解るといった感じの古い木造の店だった。
日曜日なので混雑を避けるため早めに到着した。
お昼は11時開店で13時には終わり、夜は17時から18時30までという営業時間の短さなので、せっかく来たのに食いっぱぐれる恐れがあるのだ。
店内に入るとメニューはカツ丼しかない。「わらじカツ丼」と呼ばれるものでカツがわらじのような形をしていて通常は2枚のっている。女性のために1枚も用意があるが、800円と700円本当にこれしかないので驚いてしまった。注文したらいいのか迷っていたら主の奥さんらしき方が水を持ってきてくれた際に、2枚か1枚の確認だけして前金でお願いしますとのこと。どことなく強気の態度に自信が伺える。
店内は20名位入れるが満席で外に順番待ちしている方が数名いた。
私は店に入ると売り上げを予想するのが癖で心の中で計算していた。夫婦2人だと収入がこれくらいだなと一人で納得していた。
先に注文をした人のカツ丼が来たので見てみると、確かにわらじの形をした大きなカツが2枚どんぶりにのっている。しかし通常のカツ丼と違い玉子は一切使わずに揚げたカツをそのままご飯にのっているだけであった。みんな黙々と食べているだけで何の感想も聞こえてこないので不安になっていると注文の品がきた。
ほんの気持ち程度のお新香が付いてきたが汁物はなかった。食べて感じたが、たれが美味かった。絶妙な甘みが揚げたてのカツを引き立てる。しかし完食した時にはしつこさが口に残りしばらくは食べたい気持ちにならなかった。秘伝のタレがお客さんを引き付けて離さないのだろう。
不思議な店
ふらっと入った屋台風の居酒屋での出来事だった。
客席は賑わっていたのでそこそこいける感じがした。自慢の料理を聞き注文してしばらくすると、店員がざるを持ってきてテーブルの上に置いていった。何となく気になっていたが特に聞きもせずに料理が揃って飲み始めた時だった。
日焼けをした店主らしき人物が言った。「注文するたびに会計を済ませるので多めにお金をざるの中に入れておいて下さい」私はいくらか検討がつかなかったので聞いてみると、とりあえず4000円位というので財布から1000円札4枚取り出してざるに入れた。
何だかテーブルにお金が入っているざるがあると妙な違和感がある。おまけに注文するごとにざるからお金を取っていくのだ。何でそんな面倒な事をするのだろうと考えていた。そうこうしている間に、ざるの中のお金がなくなったので今度は1万円札を入れた。
ご丁寧に注文した後におつりをざるの中に入れて、次の注文をすると、またその中から代金を徴収するのである。
その繰り返しをしている間にあることに気がついた。食べたり飲んだりしている間に嫌でもざるの中のお金が目に留まるので、今いくら使っているのか解るのだ。また、注文する度にざるの中のお金が減っていくので少し注文を控えたくなる気分になった。
店からすると間違いなく代金を回収できるわけだが、マイナス要素の方が多いと思うのは私だけなのか?客は賑わっているが味はそれほどでもない。まさかこの代金回収システムに人気が集まっているのか?不思議でたまらないまま、お会計を済まさずに帰った。
WBC世界フライ級タイトルマッチ
昨日、WBC世界フライ級タイトルマッチ、内藤VS亀田の戦いを見に行った。
友人が宮田ジムの関係者なので、さいたまスーパーアリーナのリングサイドの席を
確保してくれていた。私自身、世界タイトルマッチを観戦するのは初めてである。
まして今回は注目を集めた対戦だったので非常にいい機会を得た。
ただ、観戦している席からの場合、いくら近いとはいえ視界が限られるためTVの方が
多面的な映像が楽しめるようだ。
しかし、場内で感じる様々な体験は行った者でないとその価値は解らないだろう。
例えば本戦が始まる30分くらい前になると、格闘家の有名人や元世界チャンピオンが続々と席に着き始める。選手入場の際はサウンドが鳴り響くと同時に大歓声が沸き起こる。
この臨場感は凄かった。歓声の3分の2は内藤ファンであった事が彼の人気振りを象徴していた。一方、亀田陣営は場内の雰囲気にやや違和感がある印象を受けた。
世界戦ならの緊張感と熱気の中でゴングは鳴った。
しかし、試合は一方的な内容で亀田が制した。スピード、技術、試合運び、どれを取っても亀田の方が一枚も二枚も上だった。最終の12Rまで戦ったがラウンドが終了するごとにラウンドガールがプラカードを持ってリングに上がるパフォーマンスを見せてくれる。
男の真剣勝負の合間に厳選された美女達が会場を和ませる。この演出も素晴らしかった。
瞬間視聴率が42%だったと聞いてチケットを取ってくれた友人に更に感謝した。