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社長ブログ2014.05.18

ワンピース

日曜日の9時半から始まる番組にワンピースというテレビ漫画がやっている。
長寿番組で私も毎週楽しみにしている。
最近は見過ごしてもYouTubeで見ることが出来るようになり、大変ありがたく感じている。

しかしながら、少々不満なことが幾つか感じている。

一つは、前半が終わって後半が始まるまでのCMが長いことだ。
確実に他の番組より長い時間をCMに使っている。
次は始まるだろうと思いきや、またか…次こそは、…
軽いストレスを感じるのは私だけなのか。

もう一つは、ストーリーの進捗が遅くて、次の展開が全体の進行に比べると待ち時間を費やすことにある。
例えば、現在はドレスローザでドフラミンゴ対七部会のロー&麦わらの一味が戦って、次の展開に百獣の海童との闘いが待っている。
更には黒ヒゲ海賊団、そして、海軍のトップであるサカズキとの最終決戦の物語があるのだ。
また、赤神の絡み方も興味深い。

このような全体の物語がある中で、現在のドレスローザを舞台に小人族が出てきたり、ドフラミンゴの部下が出て来て、チョッパーやナミを変な漫画姿にしている時間があるのだったら、早く先に進んで欲しいのだ。
タイムマシーンがあったら、未来へ一足飛びに行き、全部見てしまいたい衝動に駆られる。

作者は全体像を鑑みて、各場面の展開を考えているのか、或いは既に物語は全て決まっていて、順次放送しているのだろうか、一度作者に会ってヒアリングしてみたくなる。

ポイントは退屈な場面があり、もったいないと感じるシーンが出てくる事はバランスを考えているのだろうか。

せっかく、シーザーの場面から面白くなってきただけに少し残念に感じている。
でも、あれだけ強かったシーザーが人質になりながら、本来の能力を使えばいとも簡単に突破をして互角以上に闘えるものを、さすがに漫画である。

そんな事を考えながら、子供のような感覚で見ている自分を観察してみると、精神年齢がまだ未熟なのかも知れない。

最近もっとも印象に残っている場面がある。

それはドフラミンゴ対青キジ(クザン)の一触即発のシーンがある。
ここは何とも言えない緊張感があり、YouTubeで何度も見るくらいに面白い。

以前、友人とワンピースのことが話題になった事がある。

彼はかなり深い領域でこの漫画を捉えていたので、驚愕したのを今でも覚えている。
要するに、この物語を通じて歴史の描写をしていると言うのだ。

世界の争いごと、近隣諸国の問題や歴史認識をこの漫画を書き始める時に、ワンピースのコンテクストは決まっていたとしか思えないと。

そう考えると、退屈な場面を思慮深く観察してみると、このワンピースの大きな狙いが見えてくるかも知れない。

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