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社長ブログ2013.08.19

許容範囲

スリルの好きな次男は群馬県下仁田の川遊びが印象に残っていたらしく、
友達2人を誘って行きたいと言ってきた。
数年前に家族で出かけた際に立ち寄った場所で、川の流れが比較的早く、泳ぐには
勇気がいるのだ。
最初に私が試してみたが、調子に乗ってるうちに急な流れに巻き込まれ、体の自由が
利かなくなって、大きな岩に激突しそうになった事がある。
どうやら、このスリルが忘れられないのだろう。

お盆休みの最中、混雑が予想されるので、あまり気のりしなかったが、せっかくのリクエスト
だったのでOKした。

ところが、ひょんな事から止めにしようと思い次男に連絡をした。

自宅の机の上にTUTAYAからのハガキがあり、次男の借りたDVDが一週間も滞納している
というのだ。
私はこの延滞金ほど許容出来ない事がないので、自分が責任取れない事を放置するのは何事かと、
即刻、処置しないと明日は行かないと明言した。

ここで許容範囲が観察できる。許容範囲は狭いかも。

彼は直ぐに処置をしたので、もう同じことを繰り返さない約束を取り付けて、予定通り明日は行くことに
した。
ところが、約束の午前6時を過ぎても起きてこないので部屋を見ると誰もいない。
電話しても繋がらずに30分が過ぎて友達と帰ってきた。
ほとんど寝ていないで遊び呆けていたらしい。

約束を守らないのを私が一番嫌っている事を彼は知っているので、その日は結局行かなかった。

ここでも許容範囲が観察できる。やはり狭いのだろう。

しかし、内心私はほっとした。

あそこでまた、急な流れにつかまり、岩に激突したら痛いし、友達には無理をさせないつもりだったが、
何かの拍子で飛び込んで、怪我でもされたら監督責任にもなるので、良かったということにした。

しかし、翌日謝りのメールがあり、次回の日程を取り付けてきたので、日曜日に行くことになった。
やれやれという感じだが、切り替えてスリルを楽しんできたいと思う。

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