社長ブログカテゴリー記事の一覧です
新たな取り組み
3月の決算期が過ぎて16期目の新年度になった。新卒の初々しい仲間が加わり、昨年同様とてもエネルギュシュなスタートとなった。先週、社員の皆さんへ経営計画を発表した。その中で当社のビジョンであるロハス村の開発に当たり今年の8月より社員が現地に移住して米や野菜作りを千葉県鴨川市で本格的にスタートする。現地のNPOとの共同作業によりコミニティを形成して色んなイベントを企画して行こうと思っている。私も今週の土、日曜日から始まる農作業体験会に出席して来るが今からワクワクしている。体力的に不安がないと言えば嘘になるが新たな取り組みに挑戦することでモチベーションが上がっている状態だ。鴨川は5年前に私が移住した経験がある。高台の家から海を見下ろす景色は素晴らしく山の幸、海の幸が揃っているこの場所で今も時折バーベキューをやったりしている。
私は家族で移住を試みたが現地とのコミニティにうまく溶け込めずにあえなく1年で終わった経験がある。いかに現地のコミニティとのふれあいが大切でかつその手段を構築するのが移住者にとって一番大切なことだと思った。それを今回当社の社員が担う事でコミニティを発展させロハス事業のスタートが出来る事を大変喜ばしく思っている。次回は今週の農作業体験を発表します。
株主総会
先日某上場企業の株主総会に出席した。この会社とは上場前からのお付き合いをしていて、代表とは個人的にも大変お世話になっている関係でいる。株主総会とは企業の代表者が集まった株主に対して業績を発表して株主の皆様に配当のお知らせをし、今期以降の業績の見通しを発表する。そして役員改正などの決議に同意を得る場を企業が株主に対して提供することなのだ。
今回は未曾有の業績悪化に伴い、非常に緊迫する場面が予想されるため私も出席することにした。
私は株主総会に出席するのが初めてのことなのでホテルの会場に入って見て企業側の緊張した姿勢に正直驚いた。ある程度は解っていたつもりだったが年に1回のこの行事が当事者にとっていかに大変な事なのかを物語っていた。開始早々、代表者が決算内容に伴う業績や市況を発表するが、どうにも歯切れが悪く、いつもの彼とは別人のようであった。一通り説明が終わると株主からの質問の時間になり株主の一人が矢継ぎ早に質問をしてきた。内容の詳細はさておき、経営責任を問われるのだ。なぜ、このようになって、今後どうなっていくのか?本当に信用していいのか?など答えに窮する場面が見受けられた。業績が上り調子の時とは違い、タフでないととても上場企業の代表は務まらないだろうと感じた。
企業経営の本質的な部分を見せられた。しかし、この企業は今期以降は前期のような二の舞は踏まないと思う。総会終了後に懇談会がありリラックスした場に移行したときの代表の姿が物語っていた。
そこには困難を乗り越えた力強い姿が、更に大きくなる可能性を秘めている在り方に私は納得したのだった。
ワインバー
ワインバーにある方の紹介で行って来た。そこは会員制になっているのでメンバーと同伴か紹介がないと店には入れないシステムになっていた。そこはメイン通りから奥に入った場所で隠れ家的な看板もない店だった。私はやっとの思いで探し当て店内に入った。店は和を中心とした落ち着いた雰囲気だった。薄暗いカウンターでは常連と思われる女性2名がボーイさんと語り合いながら楽しそうに飲んでいる。
私はカウンターの端に座ると支配人が表れて一言二言挨拶を交わすと女性スタッフがワインリストを持って来てくれた。そこにはワインのラベルが貼ってあるだけで日本語の文字が一切無く、どこの国のどんな銘柄だかさっぱり解らないのだ。赤だとブルゴーニュかボルドーの見分けもつかない私は支配人に聞いて見た。すると彼いわく、感覚で選択してくれと言う。このラベルから感じ取れる感覚で試して欲しいと。
但し、産地だけは教えてくれたのでラベルを見ながら結構楽しめた。
この店の最大の特徴はグラスで注文でき、30mlか70mlが選べる。通常ワインを注文する時はボトルかハーフボトルなのでグラスで注文する場合はハウスワインが一般的で複数の銘柄はないのだ。
一度コルクを空けてしまうと酸素が入り品質が保てなくなるのでこの店では手間をかけて窒素を注入して品質管理しているのだ。そんなわけで何種類ものワインが楽しめるのだ。それぞれに合うチーズを持ってきてくれてチーズでこんなにも美味いものがあるなんて凄いと思った。女性スタッフいわくチーズのソムリエを目指していると言う。このチーズにもつられて私は7種類位の銘柄を注文しただろうか。一杯が70mlなのであっという間になくなってしまうが大満足であった。一人か2人で行く場合にボトルを注文するより
このようにグラスで注文できたら少々単価が高くてもワインを楽しめると思った。帰り際に会員登録をしたので次回はワイン好きな友人を連れて行ったらきっと気に入ってくれるだろう。
パチプロから東証一部上場企業の社長になった男の話
某ラーメンチェーンの社長の講演会に行ってきた。県の財団が主催となつた企画なので無料の講演会であった。160名の定員で250名を超える大盛況であった。 その方は70歳近くになるがとてもエネルギッシュだった。彼はまだ成功もしていないのに話をするのはおこがましいと言う。今だ発展途上であって成功者とは思ってないらしい。ただ、自分の体験を話すことで役に立てれば幸いだということで講演の依頼を引き受けたそうだ。実に謙虚で志が尽きない素晴らしい経営者だと思う。
彼の人生は稀に見るギャップのある人生経験の持ち主なのだ。若いころパチンコのプロをやっていたが、あるきっかけでラーメン店に見習いから働いて5坪のラーメン店を開業してから数十年経ったら、東証一部上場企業の社長になっているのだ。人それぞれの人生だが終わりが良ければ全て良しの見本のようだ。その逆で若いときに成功を収めるが大金を手にして自分を見失い、晩年になったら不幸な人生を送っている人も沢山いることだろう。成功の定義は60歳を超えて自身が幸せな人生を送っているか?そんなものだと思う。
その方の話を聞いて幾つかのポイントがあるのだが、まずはコツコツやり続けること。近道はない。そして一番は運がよいことだと言う。後にも先にもこの運だけで全てが決まるそうだ。運がない人がどんなに努力を重ねても難しい。結論は運を良くすれば順風満帆だという事なのだ。では運を良くする方法とは?これは本屋さんに行けば運を良くする方法の本が沢山ある。私自身これらの本を殆どよんで運を良くする方法を実践しているのでとても運には恵まれている。
しかし、面白いもので解っていても本屋に行かない人もいるし、読むだけで実践しない人もいるから運が強い人、弱い人が分かれても自然のようだ。いずれにしても人生は自分次第で何とでもなるということ。人のせいにしたり、回りの環境のせいに出来ないことが明白だ。この人の凄いところは自分次第で何とかなると心底思っているので決して諦めないこと。そして、数々の困難を知恵で突破しているのだ。
「諦めない」これで差がつくのは明確だ。私自身も肝に銘じていきたいと思う。
情熱
休日に友人宅(A氏)でお好み焼きパーティーをやろうと言う事になり、私の家族と共通の友人(B氏)でA氏のお宅に伺った。当日急に決まった事だったので我が家では妻と次女が参加していた。A氏の家族は奥さんと長男、その彼女、次男が参加してB氏は一人での参加となった。B氏は昨年離婚して依頼、結婚願望が無くなったらしく現在は不倫中とのこと。不倫相手は日曜日なので当然に外出が難しいので今回のような企画には本人は招きたくとも叶わず、あわよくば来れたとしても我々の奥様方にはあまり受けがよろしくないらしく皆で楽しくとは、なかなかいきそうも無い。
我が家でも突然に決まった事だったので後から次男と長女が現れて長男は都合が合わずに自宅に残った。我が家の長女はめったに一緒に行動しないので現れたときには正直驚いた。A氏自慢のお好み焼きがそうさせたのかと思っていた。パーティーが進むにつれ子供たちと大人のコミニティに自然に分かれ、
子供達を見ていて解った事は長女は明らかにA氏の長男を意識しているのだ。そういえばA氏の家族が我が家に遊びに来た時も長女は向こうの長男がしきりにかっこいいと言っていたのを思い出した。確かにA氏の長男はかなりのイケ面でジャニーズ系だから学校でもかなりもてるに違いない。彼女も当然に可愛いのだ。その彼を一目見たいと来たのが長女の本当の目的だったのだ。かっこいい男性に興味を引かれるのは当然の時期だとは思うが笑ってしまった。彼女は出不精でめったに一緒に行動しないので、長女のそこにかける情熱みたいなものは凄いなと思った。家にいる時はジャニーズのDVDばかり見ている彼女にとっては当然の行動なのかも知れない。(笑)
我々大人たちはA氏が作った絶品のお好み焼きを皆で平らげて大満足であった。
サミチュル
韓国の焼酎でサミチュルというお酒がある。先日、韓国料理店でサミチュルを飲みながら盛り上がって帰宅途中に記憶を無くした。お店で清算したのも覚えていなく、当然お代が幾らしたのかもすっ飛んでいる。おまけに電車に乗って駅を降り過ごしてしまった。そこではっと気づき何とか家路に着いたが直ぐに寝てしまった。前々から思っていたのだがこの酒は飲みやすいがなぜ強いのかと。アルコール度数は20度と日本の焼酎と変わらないのになぜか友人に聞いて見たところ、ストレートで飲んでいるからだと言う。確かにストレートでも飲み易いのでクイクイいってしまう。韓国料理は辛いので余計に進むから1本はそんなに時間を要せずに空けてしまう。元来、私はお酒が強い方ではなく生ビール一杯と焼酎の水割り三杯位、ワインを少々で限界に達してしまう。それ以上飲むと必ず二日酔いになる。朝まで顔の赤みがとれないくらいになってしまう。サミチュル1本はそれ以上に酔いが回ると言う事になるだろう。飲みやすいので2本空けると私の場合は記憶が飛ぶのは確かだ。他の飲み物では体験した事はないのだが、サミチュルだとそうなるのか?それとも私がここにきて弱くなったのか?いずれにしてもサミチュルのストレートでは1本に留めておきたいところだ。
すねる
先日、妻と喧嘩をした時のことだった。私は自分の主張を言い続けていたが彼女は苦虫を噛みつぶしたような顔をしながら自分の主張を言ってくる。私は論理的に冷静な口調で私の主張が正しい事を説明する。それを繰り返しているうちに彼女の口が閉じて明らかに反抗的な態度で、すね始めたのだ。
何となくこちらから声をかけるのだがそっけない態度にこちらも反応する。一気に険悪なムードになり私もすねて対抗する。こうなると私は断固としてすね続けるようだ。相手から謝罪または何か和解のきっかけを持ってこないと、すねっぱなしになる傾向が強く、せっかくの楽しい時間もおじゃんになってしまう。
この事を冷静に考えたいと思う。ポイントは互いに「解って欲しい」ことの対立だということ。だとすれば勝ち負けにこだわり、自分が負けるのが嫌なだけなのかもしれない。人の大きさ、言い換えれば人間力のある人だったらどんな対応をするだろうか?まずは相手の話を全部受け入れるだろう。例え途中で意見の対立があっても自分は負けて相手を勝たせるだろう。でも、それが出来れば人間関係の苦労はなく達人の域なのかもしれない。ただ、私の場合、極端にすねる時間が長いようなので短縮する事を心がけると共に観点を自分に向けて見ようと思う。それは、そもそも意見の対立を作ったのは私であり私が原因しなければ事が起こらなかったかも知れないと言う位置にいることだ。でも、よく考えればその通りなのだから。私が自分の主張を言い続け、相手の意見を受け入れなければ当然に対立する。だとすれば、自分の主張はこうだ。君の主張はそうだね。と言うように互いの主張を尊重すればいいのだが・・・言うは易く行なうは難し。しかし、すね合いになり、険悪ムードの最中に自分から「本当は楽しい時間を過ごしたかったけど自分がそうさせなかったことに悲しみがある」と言えたら、どんなに素晴らしいだろう。
折れて本音の感情を相手に伝えることが出来たら、自分も相手も幸せな気持ちになる事は違いない。
蔵の蕎麦屋
日本酒の蔵元である蕎麦屋が美味いとの評判を聞いて早速行ってきた。
ここは広大な敷地に酒造を家業としてきたが時代の変化に合わせるように再活性化したいい例である。
まずは、敷地の一部をコンビニと和食レストランに貸して賃料収入を得ている。更に会社建物の1階にオープンキッチンの蕎麦レストランを作ったのだ。外からは見分けが付きにくいため口コミでのお客が多いようだ。中に入ると黒を基調とした内装で吹き抜けがあり開放感ある空間を演出している。また、オープンキッチンの周りにカウンター席がありホテルの最上階にあるバーのような雰囲気がある。テーブル席の感覚も余裕があり女性に受けるようなコンセプトで作った店舗だろう。従来の蕎麦屋というよりもフレンチレストランの中で蕎麦を食している感じだ。勿論、日本酒の他にもカクテル、ワイン、焼酎、梅酒等カウンターバーにあるような酒は殆ど取り揃えてあり、日本酒の熱かんがそのままカウンターから見えるように並べてあったりとひと工夫した設備になっている。中でもここのブランドのにごり酒は最高に美味かった。
私は日本酒独特の匂いがあまり好きでないので躊躇ったが蔵元の一押し商品だったこともありトライしてみたがスッキリとした中にも味わい深いものがあり絶品であった。
つまみは天ぷら、鴨肉料理、刺身、肉の味噌漬け料理、出し巻き、漬物と全て美味かった。値段も店の雰囲気からすると実にリーズナブルになっている。店員さんの接客も素晴らしく感じが良かった。
最後に蕎麦を注文したが蕎麦本来の味わいが楽しめた一品で実に素晴らしかった。
外観からでは絶対にわからないこの蕎麦屋さん、私は気に入ってしまった。毎日来ても飽きないような感じがするほど落ち着いて食せる店なのだ。ここの社長も今は何代目になるのか?老舗の既成概念にとらわれずに実行した手腕には脱帽である。本当に素晴らしいと思う。また立ち寄った機会にでもお話しする機会があれば幸いである。
疑似体験
大型スクリーンと音響設備を整えて貸切のクラブで矢沢永吉のコンサートを疑似体験した。
恒例の武道館コンサートが今回は無かったので企画をしたのだ。
集まった仲間は総勢25名で永ちゃんの大ファンからあまり興味のない人までのコミニティになった。
実は昨年に初めてこの疑似体験をやった際に大変好評だったので永ちゃんに興味があるなしに拘わらず楽しいからということで集まった。私は永ちゃんに興味がある訳ではないのだが前回の疑似体験に参加したら凄く楽しかったので今回も来た。本来は白のスーツと黒のシャツで決めてくるのだが今回は数名に留まった。私も次回の本番では仕立てようと思っている。
コンサートが始まりスクリーンに永ちゃんが表れると一気にヒートアップするのだが・・・そこは本番とは違い雰囲気がまだ出来てないのでスタートは皆で様子見になる。次第にあちこちから「永ちゃ~ん」コールが響き渡り、乗れる曲になると皆総立ちで踊り始める。汗びっしょりになり大声で歌いながらの大合唱状態になるのだ。それぞれの自己表現で楽しんでいるこの時間は100%自分を出し切っている。遅れて途中から来た人が戸惑ってしまい追いつくのが大変だ。私も誰に遠慮することなく100%をやっていた。
いい年をしたおっちゃん達が集まって騒いで楽しんでいるのだ。しかし、普段の生活ではなかなかチャンスが無いと思う。今回集まった仲間は素晴らしいと思う。これからも長年に渡り付き合いたい同士のような存在だ。次回は思う存分武道館で盛り上がりたいと思う。
別れ
昨夜は温浴施設閉店に伴いスタッフとのお別れ会をやった。
15名の参加者達と共に大いに盛り上がった。17時から始まったが0時近くまで楽しく過ごした。
特に2次会はライブハウスで皆で踊りまくった。汗びっしょりになり我を忘れて踊りまくるなんて何十年ぶりだろうか。実に爽快だった。最初は遠慮していた人たちも、あまりにも楽しそうな感じだからと言って途中から加わって全員と楽しい時間が共有できて本当によかった。
ただ、飲みすぎて朝になっても顔の赤みが残っていて完全な二日酔い状態になってしまった。
この日を以って別れとなったが最高な笑顔のフィニッシュで締めくくれた。素晴らしいお別れ会になって本当に嬉しかった。主婦の方から学生まで個性のある方々と素晴らしい仕事を通して出会えた事に感謝したい。これからは、それぞれの持ち味を十分に発揮して、幸せな人生を送ってもらいたいと切に願う。温浴事業としては残念ながら失敗に終わったが1年7ヶ月を通して私が体験した事は1億円の利益とは変えがたい体験を得たと思っている。思い切ってやって良かったと本当に思っている。学習したことを踏まえて今度は成功させたいと思う。その際に皆と再会できたらどんなに嬉しい事だろう。