社長ブログカテゴリー記事の一覧です
試食
ゴルフ帰りに関越自動車道のSAに立ち寄った。中に入ると夕方の時間帯ということもあり混雑していた。
私は特に何の目的もないまま店内を見渡していた。
すると、こんにゃく売り場に試食コーナーがあり店員が試食がなくなると補充するといった作業を観察していた。
試食に訪れる人々はコンニャクに醤油をつけて食べているのだが、なかなか購入する人が見られなかった。店員か主人だか定かではないが、汗をかきながら淡々と補充する作業に集中していた。
しかし、みんな試食をするが購入する人がいないのである。それでも補充し続ける姿を見ていてこちらが不安になるぐらいだ。ある一定数をやり続ける事で売れるようになるのか、あるいは試食用のコンニャクは原価が安いのか、そんな事を考えながらしばらくその場にいた。
すぐ近くで見ていた私は一つも売れない様子なので、試食出来ずにいるしかなかった。
試食の人数は多いのだが、食べたら何の躊躇もなくその場を去っていく。
試食の効果には、現実に美味しいと思うから購入する基準を与えるだけでなく、ただで食べる事で購入しないと申し訳ない、あるいは買ってあげよう、というような心理にさせる要素もあると思うのだが・・・
無人の試食では得られない効果があるはずである。
しかし、結局私が見ている時間では全く売れなかった。
特にSAでは衝動買いをする人々が多いように感じる。買わなくていいものまで買っている人を私はよく知っているが、それだけ商材も多いので競争も激しいだろう。
このコンニャク屋さんが気になる。今度寄ったときには必ず試食をしようと思う。
農業
金曜日から3日間、岐阜県飛騨高山にて「近代農業と有機農業:新しい農業をめざして」をテーマとした国際シンポジウムにオブザーバーとして参加した。
車で約5時間で高山市に到着、あいにくの雨で湿気が多く蒸し暑かった。初めて訪れてみたが街が綺麗に整備され周りを見渡せば森林に囲まれた環境で、農家の家の伝統的な建築が目を引いた。古さに品があり周りの環境と調和した建物が印象的であった。
シンポジウムのテーマである農薬を使った近代農業がもたらした様々な状況と、有機農業とは具体的にどのような技術があるのか、このような観点から議論が展開していった。
学者や有機農業を研究しながら現実現場でやっている百姓、欧米からの研究者といった面々が持論を発表しながら、質問するといった形式であった。
ポイントは農業という伝統的な仕事は自然と調和して初めて成り立つと言うこと。農薬を使用する事で田んぼに住んでいたゲンゴロウやドジョウ等、様々な生物が居なくなった現実。自然の体系を人間自ら壊したことで失った自然との歩み。これらがたった数十年間で劇的に変わったことで我々を含めた子供達の食生活がもたらす弊害は計り知れないという。
私立の農業高校で日本に一校しかないという愛農高校の校長先生の話では自然を味方にし、農作業の中で自然の生物たちと共生し、心豊に土と共に学ぶ場を提供しているという。
今回学んだ最大のポイントは有機農業の様々な技術よりも、自然と共生して行く事が最も尊いことだと。工業化された農業からこのような農業に変わることが日本の再構築の第一歩になるだろう。その為にも我社が進めているプロジェクト、天然村もその力として大いに貢献していきたい。
ワークショップ
東京駅八重洲口にて鴨川からの人々をピックアップし、安曇野へ向かった。
行き先は穂高にある施設で自然の中で健康を目的にした、ワークショップ参加型宿泊施設である。今回は日帰りで施設の見学を兼ねて安保先生の講義を聞きにきた。
東京駅から車で3時間半かかり安曇野で蕎やの昼食をとる。ここはワサビが特産物になっていて蕎やが多く街並みもどこか軽井沢に似ている。山菜天ぷらそばとビールを注文したが、なかなかの美味さだった。水も美味しいから当然食材も生きてくる。
現地に着き手続きを済ませると施設の周辺を見学しはじめた。セルフビルドという手法でワークショップ形式で建物を建築するのだ。素人が大工さんの指導の下、建築の体験をしながら建てた建物だけあり見栄えがいいとは言えないが、自然の中に溶け込んだ施設になっていた。
別館も近隣の木材をふんだんに使った建物で、自然素材に拘った素晴らしい構造になっていた。
そこで今回の講義が行われた。安保先生は今、非常に注目されているドクターで著書でも有名な人物である。病気にならない生活習慣と、病気になった時の対処を教えていただいた。
病気にならない生活とは、あまり働きすぎない。真面目すぎない。ほどよい運動。病院には行かない。(検診は受けない) 薬は利用しない。ポイントはそのままにすること。炎症が起こると殆どの人は抑える薬を利用するが、炎症は止めないほうが良いらしい。炎症を興した後に治るのに止めてしまうから治るものも治らなくなるそうだ。
続いて、病気になった時は絶食をするといいそうだ。癌になった方が参加していたが、癌を治す方法として、まずは身体を温めること。そして、深呼吸をすることで大体良くなるようである。
末期癌患者も同様の方法で奇跡的な復活を遂げているという。
詳しくは安保先生の著書をお読みいただければと思う。
身体を温めるには薬石温泉嵐の湯がお勧めだ。身体の中から温まるので、我が社でも温浴事業をやっていた時に癌患者の方がよくお見えになっていた。
私の友人も現在癌と戦っているが、是非、この手法を伝達して完治してもらいたいと思う。
今回の視察はとても有意義であった。
ジムでのトレーニング
ジムに通い始めて10ヵ月になったが、体型にかなり変化が見え始めて来た。
矢沢永吉のコンサートで彼のような体型を目指そうとして始めたのだが、いつのまにか筋肉が付き過ぎた感のある体型になってしまった。
目的とは違った方向に行っている事に今頃になって気がついたが、面白いものでこの筋肉の維持を失いたくないのだ。ジムでトレーニングしてるとボディービルダーの体型を目指してベンチプレスに励んでいる方々がいらっしゃるが、プロテインを飲みながら鏡で自身の体型をチェックする念の入れようで皆ストイックにトレーニングに励んでいる。私と同様に彼等も今の体型を失いたくないのだ。本来の目的からズレているのだが、いったん手にした筋肉を手放したくない気持ちになるのは面白いもので皆に共通する欲求のようだ。今は週に2回ほど通っているが、これ以上やるとスーツが似合わなくなってしまいそうで、そろそろ現状でよさそうな感じを持っている。かと言ってこのペースを崩すと衰えそうで怖いのだ。 現状維持を保てる範囲では週に最低1回は通いたい。
何事もバランスよくやりたいものだ。
iPhone
iPhoneを購入しツイッターを始めてから色んな新機能があるのを知った。
例えばUSTREAM(ユーストリーム)というもの。これは自作映画を作るようなもので
ビデオカメラとマイクを用意すればUSTREAMでライブ中継が可能になるのだ。
先日友人がツイ飲み(ツイッター仲間の飲み会)をやった際にこれをやってくれた。
その時、私は懇親会に出席していたが彼らの居酒屋でのツイ飲み風景がiPhoneを通じてライブ中継されていた。臨場感あふれる盛り上がりに驚いたと同時に色んな可能を垣間見た瞬間でもあった。つまり、コストをかけずに映像を不特定多数に配信する事ができるので、よりリアルに伝わるということだ。このようなアプリケーションが無料でiPhoneからダウンロードできるのだ。どんどん進化していく過程において、知っている人とそうでない人の格差が広がり、そのスピードも加速しているようだ。また、これらの機能も進化の度合いが短期間で変化していくのだろう。広告宣伝の今までの常識が覆る時代がくるのも近いのではないかと思える。要するにヨコのネットワークを広げて仲間作りしていく事で必要な情報が瞬時に送受信できることで、ライフスタイルにも変革が起こせる。勿論、商売のやり方も変わってくるだろう。ポイントはヨコのネットワーク。実際にツイ飲みというコミニティが出来始めていて、それが広がりを作るお役目としてツイッターが大活躍しているのだ。何か共通する部分でのコミニティがあちこちで生まれてくる気がする。
そのことで価値観の合う友達ができれば楽しいだろう。次なる楽しみはiPadである。
先日、予約注文してきたが、これもライフスタイルに革命的なインパクトを与えるものと期待している。
懇親会
銀座にあるクラブで懇親会が開かれた。ここはメンバー会員専用のため、メンバー同伴以外は店内に入れないようになっている。また、定員が200名上限となっていてメンバーの紹介がないと入会できない。
私も今年になってからメンバーとなったが、ここのクラブを利用した事はほとんどなかった。ここの女性スタッフは現役女子大生で週に3日以上は勤務できない仕組みになっている。おまけに早稲田、慶応、上智といった一流大学からのみ採用しているのだ。営業時間も19時から23時までとなっている。いわゆる銀座のクラブとは異質のものである。
このような場所での懇親会となるので、あくまでもメンバー同士の親交を深める目的なので女性目的での利用者は皆無だし、会話に花を添えている感覚での接客になっている。
メンバー同士の会話の中で印象に残った言葉があった。「経営者は臆病であれ」勢いに乗って自分を見失うほどガンガン行く人はうまく行っている時はいいが、状況が一変すると脆く、退場をしていく方々をたくさん見てきたという。常に謙虚な姿勢でいることが大切だと感じた。もうひとつは、「人のせいにすると運が下がる」何か困難な事や不利な状況に直面すると、相手のせいにしたり、被害者になりがちだが常に自分が原因している事を認識することで、その状況を乗り切れる。自身の体験談を交えた話だったので貴重な時間を過ごす事ができた。メンバーに推薦していただいた方に感謝したい。
毎週水曜日の夜に仲間が集まり勉強会をしている。その日の夕方、一緒に参加している友人と食事をした際ににツイッターの話になった。彼はやり始めて2週間位だがビジネスにも応用している。
モバイルを利用したサービス展開をしたり、新しいツールとして早い段階で行動に移すタイプである。彼とのやり取りで私もツイッターに魅力を感じ始めていた。
そんな彼もT氏から指南を受けて始めたと言う。それを聞いた私は早速会いたくなり、
彼に頼んでセットしてもらった。T氏の話を聞けば聞くほどワクワク感が出てきた。
やり方次第では最高のマーケティングが可能になるのではないかと思った。
スピード、コミニケーション、気軽さ、持続性、リアルタイム、これらの要素を含んだ素晴らしいものだと思った。
早速、アカウントを取得して@toruhayakawa ツイッターをやり始めた。
気になる有名人や、仲間のツイート(つぶやき)を見ていると行動と思考パターンが見え始めてくる。
リアルでなかなか面白い。はまりそうな感じがする。
そうは言ってもまだPCでやっているので、私自身はあまりツイート(つぶやき)をしていないのが現状だ。手軽さでいえばスマートフォンがいいのだろう。
テストランから本格的に始めて行きたいと思っているのでTwitterをやっている方は是非、フォローして下さい。@toruhayakawa 宜しくです。
店の特徴
カツ丼チェーン店に初めて入ってみた。
3時を少し過ぎていたのでテイクアウト待ちのお客さんが一組だけだった。
メニューを見るとカツ丼の他にもフライものが幾つかあり、牛丼チェーン店に比べボリュームあるアイテムが揃っていた。
私はカレーが大好物なのでカツカレーを注文した。するとスタッフの方がサラダや豚汁もありますよと言うので、それらを追加注文した。
しばらく時間が経ったのだがまだ出来ていないようなので、フライものは注文してから揚げるようで時間がかかるのだろう。そんな風に思っていると何組かのお客さんが来店してきた。観察していると全員注文の品に豚汁の大を選んでいた。そして本を持参して読みながら待っているのだ。きっと常連で時間がかかるのを見越してのことだろうと思った。
10分近く待っただろうか、カツカレーと豚汁とサラダが一つのトレーで運ばれてきた。
味の方は期待もしていなかったが豚汁が手作りだった。具沢山でなかなかイケル品であった。通りで皆注文するはずだと合点がいった。このチェーン店の売りではないだろうか。
他店にはない手作り感は新鮮さを覚える。この業界も熾烈な競争になっているが何か特徴がないと、ある牛丼チェーンのようにあっという間に窮地に陥ってしまう時代だ。
自ら変化を起こしイノベーションしていく企業文化が非常に大切に感じられた。
イエスマン
イエスマンのDVDを見たが大変面白く色んな洞察があった。
この映画の主人公は銀行員で人からの依頼や要請に対して殆どNOと答える人生を送り、うたつの上がらない男だったが、ある出来事から何事にもYESの対応するコミットをしたことで劇的に人生が変わり、エキサイティングな魅力ある男に変身した物語なのだ。
ポイントは「受け入れ度合い」を広くしたことで人生に幅ができ、ワクワクする楽しい人生に転換したことなのだ。トルストイの「イワンのバカ」も同じで受け入れ度合いが洞察のポイントになるのだが、これは個人差があり広い人もいれば狭い人もいるのだが良い悪いではなくて、広い方が楽しいような気がする。
今日、当社のクライアントであるクリニックの10周年記念パーティーに出席した際に観察していたら、ドクターAは患者で考え方が明らかに違う人はイライラして怒りが出てくるという。一方ドクターBは色々な患者が来る事でむしろ楽しいという。この2人を見ていた際にイエスマンを思い出したのだ。受け入れ度合いが広いドクターBの方が明らかにその瞬間を楽しんでいるのだ。ネガティブとポジティブに分かれる時、この対応の異なる対照的な2人は違う場面に遭遇した場合でも、受け入れ度合いの差は明確な事だと思う。
人生を豊かにする秘訣にこの受け入れ度合いが大きくかかわってくるのは間違いないだろう。私もドクターBを見習いたいと思った。
お酒
今回の連休は読書をしたりジムで汗を流したり、ゴルフの練習をしたりと自宅でのんびりと過ごしている。
昨日は夕方から友人を自宅に招いて食事をする事になっていたので、妻は朝から掃除したり買い物したりとバタバタとしていた。中華を中心にしたメニューで一品ごとに調理が終ると私に味見を頼む念の入れようだった。
餃子は近所に美味い店があるので買ってきたが他のメニューは妻の手作りであった。
私は味見をしながらビールを飲んでいると餃子が食べたくなり、今度はワインを飲みながらチーズを食べたり、友人が来るまで既に満腹になっていた。
友人も5時に来る予定が6時半になってしまい、到着したときには結構酔っ払っていたのだ。手土産には日本酒と焼酎をそれぞれ一升瓶で飲む気満々の登場であった。
友人3名と私の家族でテーブルを囲みながらワイワイ食べて飲んでやっていた。
友人と一緒に焼酎をロックでグイグイやっていたら、いつの間にか私はソファーで寝てしまい朝までぐっすりだった。
本来、私は酒が強いほうではない。ビール一杯で顔は赤くなるし二日酔いにもなりやすい体質なのだ。おまけに自宅だと安心感から酔いも回りやすいのか、ある程度飲むと眠くなってしまう。今回は友人を招いておきながら勝手に寝てしまい申し訳ないことをした。
今後は自宅では飲むペース配分を考えるようにしたい。
ちなみに妻の手料理と餃子は満足してくれたようだ。