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マレーシア視察
成田空港の搭乗ゲートで待ち合わせをしていた。
今回のマレーシア視察の目的は、今後の通貨、不動産のマーケットを肌で感じる為に知り合いを通じて、現地のアテンドの方々をセッティングしてもらっていた。
今回の旅でお会いする人達は全て初対面だった。
搭乗ゲートでS氏に会い名刺交換した。
S氏はIT関連の会社を経営しているが、マレーシアに現地法人を持ち、これからのマレーシアでのビジネスを始動したようだ。
S氏が現地のホテルまでアテンドしてくれたので、初めてマレーシアに向かう私としては、非常に心強い存在だった。
現地に着き、ホテルのチェックインを済ませると、現地日本人チームと合流して会食した。
その際、今回のマレーシアでの目的を互いに確認した。
マレーシアNo1銀行のMayBankでの口座開設、ロイヤルゴールド社との契約、不動産見学とストレージを視察、これからのスケジュールをチームリーダーのMさんから説明があった。
Mさんは女性特有の細かな気配りと、ユーモアのセンスを兼ね備えた人物で、月の半分をマレーシアてま暮らし、後の半分を横浜で暮らすハビテーションをしている。
また、同席したK氏はマレーシアに20日、東京に10日のハビテーションスタイルだ。
そして、2日目の不動産見学の際は日本より2組の方が合流した。
その中にご夫婦がいらした。
しかし、よくよく聞いてみると名字が違うのだ。
私はこの時に気がつかなかったが、後にこのカップルはN氏とその側女だったことが明らかになる。
N氏も不動産に興味深い方で、今回の見学も掘り出し物があれば買う気がありそうな雰囲気だった。
しかし、私がリーダーのMさんに矢継ぎ早に質問するので、一つ見学するのに時間を要していた。
また、移動中のバスの中でも、私は間髪いれずに質問していたので、N氏が私を見る目が明らかに苛立っていた。
それを象徴するように、N氏はMさんに早く次の物件が見たいから急ぎましょうと言った。
時間帯によっては渋滞する場面もあって、N氏はすっかりリズムを失っていた。
さずがに私も質問を控えめにしていた。
その時である。
N氏の側女から連絡があり、スリに財布を盗まれたと言う。
彼女だけは見学に参加せずに、ショッピングを楽しんでいたのだ。
連絡を受けたN氏の瞠目した姿を見た時に全てがわかったのである。
N氏の側女が動揺しているので、早く行ってやらなくては、N氏の様子が訴えていた。
もう、不動産の質問どころではなくなったのである。
彼だけは離脱をしてタクシーでホテルに向かった。
つづく
ワンピース
日曜日の9時半から始まる番組にワンピースというテレビ漫画がやっている。
長寿番組で私も毎週楽しみにしている。
最近は見過ごしてもYouTubeで見ることが出来るようになり、大変ありがたく感じている。
しかしながら、少々不満なことが幾つか感じている。
一つは、前半が終わって後半が始まるまでのCMが長いことだ。
確実に他の番組より長い時間をCMに使っている。
次は始まるだろうと思いきや、またか…次こそは、…
軽いストレスを感じるのは私だけなのか。
もう一つは、ストーリーの進捗が遅くて、次の展開が全体の進行に比べると待ち時間を費やすことにある。
例えば、現在はドレスローザでドフラミンゴ対七部会のロー&麦わらの一味が戦って、次の展開に百獣の海童との闘いが待っている。
更には黒ヒゲ海賊団、そして、海軍のトップであるサカズキとの最終決戦の物語があるのだ。
また、赤神の絡み方も興味深い。
このような全体の物語がある中で、現在のドレスローザを舞台に小人族が出てきたり、ドフラミンゴの部下が出て来て、チョッパーやナミを変な漫画姿にしている時間があるのだったら、早く先に進んで欲しいのだ。
タイムマシーンがあったら、未来へ一足飛びに行き、全部見てしまいたい衝動に駆られる。
作者は全体像を鑑みて、各場面の展開を考えているのか、或いは既に物語は全て決まっていて、順次放送しているのだろうか、一度作者に会ってヒアリングしてみたくなる。
ポイントは退屈な場面があり、もったいないと感じるシーンが出てくる事はバランスを考えているのだろうか。
せっかく、シーザーの場面から面白くなってきただけに少し残念に感じている。
でも、あれだけ強かったシーザーが人質になりながら、本来の能力を使えばいとも簡単に突破をして互角以上に闘えるものを、さすがに漫画である。
そんな事を考えながら、子供のような感覚で見ている自分を観察してみると、精神年齢がまだ未熟なのかも知れない。
最近もっとも印象に残っている場面がある。
それはドフラミンゴ対青キジ(クザン)の一触即発のシーンがある。
ここは何とも言えない緊張感があり、YouTubeで何度も見るくらいに面白い。
以前、友人とワンピースのことが話題になった事がある。
彼はかなり深い領域でこの漫画を捉えていたので、驚愕したのを今でも覚えている。
要するに、この物語を通じて歴史の描写をしていると言うのだ。
世界の争いごと、近隣諸国の問題や歴史認識をこの漫画を書き始める時に、ワンピースのコンテクストは決まっていたとしか思えないと。
そう考えると、退屈な場面を思慮深く観察してみると、このワンピースの大きな狙いが見えてくるかも知れない。
ゴルフ
この時期になるとゴルフのお誘いの声がかかる。
先日には今年初めてのプレーをした。
私の場合、主体的にゴルフに行く事はない。
ましては、自分からお誘いすることなど殆どない程度の趣味になる。
まったくクラブを握ることもなかったので、ゴルフ場に着いてから練習をしてみた。
すると、端の方でクラブのプロっぽい人がいた。
また、シャフトがたくさん並んでいたので、試打コーナーかと思った。
朝早い時間から商売熱心だなと感心しながらも、近づくと買わされそうな雰囲気があったので、そこから遠ざかった位置で練習していた。
スタートが8時過ぎだったので、15分位打ってパターの練習場に移った。
パターの感覚はまったくだった。
約半年間何もしていないと、思った通りにカップの方向にいかない。
思い直して、今日はスコアは全く気にしないで、ゴルフを楽しもうと決めてスタート地点に向かった。
この全くスコアを気にしないでやったのが、功を奏する結果になった。
力を入れないスイングと心のゆとりから前半42という信じられないスコアになった。
普段は48-50位でまわる感じなので意外だった。
ところが、後半乱れに乱れ何と60をたたいてしまったのだ。
プレーをしながら感じた事は、前半良かったのが原因して、欲が出て力みに繋がったのか、あるいはスイングに問題が生じたのか、はたまたクラブに問題があるのか、そんな風に考えながら、クラブハウスに戻った時である。
参加賞が無料で貰える試打コーナーがあるから、やって見るだけでもどうかと案内された。
朝みたやつだと思って、スルーしようと帰りかけると、1人のメンバーが試打だけでもしてみようかという事になった。
すると、スイングスピードを測ってセットしてくれたクラブを試打したら、感じが良いではないか、おまけに飛距離もあって自分のクラブと比較すると明らかに優れていた。
スイングスピードとシャフトの硬さには非常に重要な関連性があることを、この時に初めて知ったのだ。
そして、私の中に何かが起きた。
後半のスコアの原因がクラブにあったと仮定すると、こんなに違うクラブで打てば変わるかも知れないと。
気付いた時には注文していた。
しかし、よくよく考えてみると、前半も同じクラブでプレーしたのだから、クラブが原因しているのではなく、心に問題があるのではないかと思い直すも手遅れである。
これがきっかけとなり、ゴルフのやる気に火がついた。
毎朝のルーティーンにパター練習と素振りを新たに取り入れた。
今年中に80をきる目標で、心のゆとりを注視しながら、新しいクラブと練習の積み重ねで達成したい。
人生残り20年
横浜の中華街は人で埋めつくされていた。
ゴールデンウィークに、なぜこんなにも人が集まるのか不思議である。
私はバイクに乗りながら、横断歩道を歩く人がなかなか途切れないので、立ちゴケだけはしないように、注意深くバランスを保つことを意識していた。
まさに、こんな場面で立ちゴケなんかしたら一世一代の大不覚である。
何とか途切れた隙に中華街を抜け出し、目的地に向かうも、車のナビのように案内してくれないので、何度となく同じような場所を行ったり来たりしていた。
横浜の元町商店街でマセラッティ100周年のイベントが開催されていた。
主催者に誘われて、友人と現地で待ち合わせをしていた。
友人に近くまで迎えに来てもらい、元町商店街に何とかたどり着く事ができた。
どうしても、こっち方面の地理には疎い。
東京から西の方角になる、川崎、横浜周辺はさっぱり馴染みがないのだ。
クラッシックカーが商店街の道路筋に並んでいた。
今日のお目当てはマセラッティギブリという車種のクラッシックカーだった。
ところが、世界に一台しかない赤いマセラッティがあった。
欲しくても買えない車、まさに骨董品の域にあるこの車は4億円の価値だという。
オーナーS氏は台湾ラリーの際に一緒だったので今回が二度目になるが、こんな感じの車数台を保有している実業家なのだ。
S氏はビジネスホテル事業で成功したらしい。
聞いてみるとホテルを10棟保有しているらしい。
ビジネスホテルはそんなに儲かるのか?いや、10棟位であんな数億の車が何台も買えるだろうか?
もしかしたら、相続で親から遺産をもらったのではないか?
などなど、友人と鰻を食べながらS氏の話しに花が咲いていた。
すると、友人が残りの人生せいぜい20年だとすると、楽しんで過ごしたいなぁと。
逆算するとまさに、残り20年をどのように過ごしたいのか。
私の場合は、残り20年を二つに区切り10年を仕事の仕上げ、社会に貢献して次に引き継ぐ期間、そして、残り10年を個人的にアクティブに活動する期間、世界の中でここは行ってみたい場所を中長期に周り、火星行きのエントリーを獲得して、火星と地球のハビテーションを楽しむのだ。
20年後には69歳になっている。
これから先は計画にはない。
その時になってから考えてもいい位だろう。
とにかく、この先20年である。
私のプランの中味を充実したものにするためにも、自分の器を広げる努力を惜しまない。
それには、これから始まる最初の10年に全てがかかっている。
車の注文
携帯電話に着信記録があった。
登録されていないので誰かと思ってかけてみたら、テスラ社の業務担当者が出た。
今年の初めに話題の電気自動車を注文していたのだ。
従来の自動車をディーラーで買う手法とは全く異なり、まず紙の契約関係書類がないのだ。
全てWebでのコミニケーションで完結する。
テスラ社のサイトにマイページがあり、そこから車種、色、シート、各オプションを決定するのだ。
私の場合、あまり感心がないか無意識にオプションを何も注文していなかった。
電話の要件はオプションを何も選択していなかったので、本当にいいのでしょうか?と言った感じの内容だった。
私のようなオプションを一つも選択してない人はいないらしく、心配になって連絡してくれたようだ。
私は一瞬驚いて、最低限のオプションを付けないと車の価値が整わないと受け取った。
車の事が詳しくないので、直接説明を聞いた方が良いと思い後日、テスラ社に伺う事になった。
テスラ社に行くと展示車を見学する人、試乗車に乗りに来ている人達で賑わっていた。
私は二階に通されて、Webを前にして担当者から説明を聞きながら、オプションをどうするのか選択する機会を得た。
すると、これがないとこれだけ不便になるとか、これだけは付けないと後になって不充する感じのフィーリングを感じたので、これもあれもと選択すると、仕上がりのお会計があっという間に大台を大幅に超えてしまっていた。
なんだよ、そんな事だったら最初から標準装備になってた方がいいじゃんかと思ったが、あとの祭りである。
普通のディーラーと決定的に違うのはこの辺りである。
テスラ社の担当者はお客の懐事情をあまり気にしない。
あれやこれやで、お代は締めてこの位になります的なコミニケーションが無いのだ。
Webの画面から自動的に計算された合計を確認して、OKのボタンを押すだけのプロセスなので、実に呆気なく事が進む感じなのだ。
私はちょっと待って下さいと言って、OKの画面から前に戻りオプションの選択を更に吟味した。
無駄なものを削るのはないかチェックするためだ。
これは要らないか、いや必要だろう、担当者を横にして迷っていた。
中にはドアミラーが手動になり、今の車よりも不便になってしまったりする。
結局、車の価値バランスを考えて必要なものを残しての判断をした。
Webからの契約手続きの良い点はマイページから主体的に選択出来る一方で、今回のような確認作業を怠ると、顧客の満足度を損なう事にもなると思った。
当初の私の選択では確実に後悔する事になっていただけに、アナログ作業と平行して必要性を感じた。
次女と映画
周りを見渡すと女子中学生や女子高生がいっぱいだった。
中には何組かのカップルがいたが、高校生より上の年代は見かけなかった。
私は完全に一人浮いた存在としてそこにいた。
まさか剛力彩芽が主演の映画LDLを見る事になるとは思いもしなかった。
次女は中学生二年生になるが、映画化されるのを心待ちにしていたようであった。
それが私と2人で映画館に来る事になってしまったのだ。
それは、朝からの物語から始まった。
本来であれば、17歳の長女と一緒に行く事になっていた。
長女はそこまで見たい映画ではなかったにせよ、その日は朝帰りで眠ってしまい、約束を反故してしまったのだ。
次女は一度思うと、その日に目的を遂げないと納得しない性格で、一般的には大変ワガママな子供と言う事になる。
欲しいものがあると買ってくれるまで愚図るのだ。
それも相当な執念で、愚痴攻撃が永遠と続くので、こちらが降参してしまうのだ。
それには彼女が末っ子で特別に可愛がっている私に原因する。
昔から彼女を甘やかし過ぎてしまったツケが回ってきたのだ。
この日も例の愚痴攻撃が炸裂していた。
私が一緒に見てあげると言っても、同じ年代で父親と一緒に行動するなんて、ありえないから!
まったく受け付けない姿勢なのだ。
この日はたまたま母親は友達と出かけて留守だった。
彼女も年頃になり、私に対する接し方にも数年前から変化が出始めてきた。
私が先にお風呂に入ろうとすると、彼女は決まって先に入ると言い出す。
あるいは、以前は一緒に買い物に行ったが今はお金だけ請求したりする。
こちらの態度は一向に改まらないのだが、彼女の希望を叶えてあげたく思っている。
上の三人子供とは対象的な育て方をしてしまったのだ。
その日、私は自宅で読書をしながら彼女の愚痴を聞いていた。
一人で見に行くなら車で送り迎えしてあげるからと投げかけたが、嫌だと言って収まらない。
もしかしたらパパと一緒に出かけるのは照れてるのかな? 笑って言うと、
どんだけブラス発想なのかと言われる始末。
実は彼女は究極に人目を気にする性格なのだ。
赤いマセラティに乗るのを避けたりする。
目立った車に乗っているのを同級生に見られたくないそうだ。
以前も、後部座席に乗って身をかがめたりするから、不思議でならなかった。
そんな彼女の性格を見抜いて、授業参観日には派手な服にサングラスで登場して、彼女に手を振ったりして、からかっていたりもしていた。
映画の時間が迫って来ると、彼女は一人で見る決心をしたらしく、車で送り迎えして欲しいと言い出した。
車中では一人で見るのに気が変わったのか、パパが見たいなら一緒に見てあげると言う。
何だか変だと思ったが、一人では心細いのだろう。
勿論、映画には全く興味はなかったが、そんな彼女の気持ちを察して見たいと言った。
まさか剛力彩芽の恋愛映画で涙するとは、周りに気付かれない事を切に願っていた。
鰻やの亭主
小さな店構えに職人気質が漂っていた。
ふらっと寄ってみると案の定、美味い鰻を食べさせてくれた。
それから三年位になるだろうか、鰻と言えばここに来るようになった。
浦和の「和香」である。
つい先日もふらっと寄ってみた。
ご夫婦二人でやっておられ、私と同年代位だと思われる。
ここの亭主の顔が鰻に似ているのだ。
本当に不思議に思っている事なのだが、鮨屋の亭主は魚に似ているし、肉屋は豚や牛に似ているから可笑しくなってくる。
何か食材に顔が段々似てくると言うか、何処かに食べに行った時に観察すると、実力のある店の亭主の顔はかなりの確率で顔が似てくると観察している。
和香の亭主は一目見た時に驚きと共に、顔があまりにも鰻そっくりだったので、しばらく見惚れてしまったほどである。
何度と通っているうちに、彼が大のバイク好きな事がわかった。
私のハーレーの話をすると、専門用語を交えながら話が止まらない勢いを感じる。
こちらは初心者でよく解らないのを彼は理解したようだが、私がバイクをカスタマイズした話をすると、なぜ初心者でバイクをそんなに理解していない人が、そして、専門用語も知らない人がそんなことをするのかと不思議に思っているだろう。
友人の食通連中を連れて来た時も、唸らせるだけの実力を持っている。
浦和は鰻の歴史が古く、別所沼周辺が発祥とされているが、浦和駅周辺には老舗が沢山あって、同業者の中でも和香は歴史は浅いが、周辺からは口コミで知られている。
先日も浦和の鮨屋に行った時に何気なく主人に聞いてみたら、お客さんから聞いて知っていたのだ。
私は鰻そのものも美味いと思うが、やっぱり米が一味違うところが、鮨と共通するところだと思っている。
米がネタにも増して重要な要素になると思うのだ。
ここは米の炊き加減が絶妙で、やや硬めに炊いている。
それが、鰻のタレとよく絡んで旨味が増すのである。
私はここのお米がとてもお気に入りだ。
そして、亭主は鰻重の値決めも絶妙なのだ。
これだけの品だと特上で普通東京相場は4000円以上するのだが、2900円で提供している。
店構えや人件費を考えての事だと思うが、客から見ればとても有難い値段である。
亭主曰く、今年は浜名湖から仕入れている鰻の市場は豊富だと言っていた。
仕入れには気を使う商売なので、鰻に似た顔がほころんでいた。
惚れ惚れうんこの素
T-Time赤坂がオープンして3ヶ月が経つ。
最近はマスコミからの取材が目立って来ている。
その中で、女性雑誌に掲載されたので、手にとって一通り目を通すと、ある商品名が目に飛び込んで来た。
「惚れ惚れうんこの素」
インパクトある商品名である。
女性雑誌が取り扱うだけあって、便秘に悩む貴女の手助けとなる補助的な食品として紹介されている。
私は昨年末に痔の手術をしたのをきっかけに、食事には気を使うようになり、食物繊維を意識して取り入れるようになった。
そもそも、便が硬いとよろしくないので、軟便にするための処置としての事だったが、便秘を解消するまでには至っていなかった。
この記事を読んだ時に「快便」になる、その要因は善玉菌を増やすことにある。
私はこれを見るや即座に注文手続きを済ませていた。
即日配送なので翌日には届いた。
本当に快便になるのだろうか。
術後も便秘気味だったので、痔の再発も懸念があっただけに期待は大きかった。
ペットボトル500mlの水にうんこの素(粉末)を入れて混ぜ合わせるのである。
一発目から結果は上々だった。
スル〜っと一瞬のうちに排出されて、便器や紙はほとんど汚れないのだ。
おまけに、悪臭もなく驚きの商品に歓喜の声をあげたほどである。
いわゆる便秘薬と違うのは、腸内に善玉菌占有率を高める効果があり、腸管内で発酵させる環境を整えることの重要性を説いている。
便秘は悪玉菌の占有率が高く、腸内は腐敗の環境になっている。
私の場合も全くその通りで、善玉より悪玉が優っているので、便秘になっていたのである。
それがこの惚れ惚れうんこの素を試してみたところ、見事に快便になった。
悪玉から善玉に、腐敗から発酵に腸内環境が変わったのだ。
理屈はシンプルだった。
悪玉と善玉の戦いで善玉が勝利すれば良いのだ。
快便の心地よい感じを体験してからは、トイレの時間が楽しむに至るまでになった。
昨年からすると考えられない。
価格も12000円(税別)で試してみるには価値ある商品だと思う。
決して名前負けしている品ではない。
俺のシリーズ
行列が出来る店の定番になっている「俺のシリーズ」
初めて見たのが、銀座にある俺のイタリアンだった。
行列をなしていて、あれは何なのか!
強烈なインパクトで、目を引いたのを今でもはっきりと覚えている。
しかし、行列に並ぶのも嫌だし、立ち食いなので何としても行って見たいとは思わなかった。
ある日、本屋で俺のシリーズの創業者S氏が書いた本を手に取った。
この事業を始める前に街を歩きながら、色々な店を観察しながら食べ歩きをした結果、賑わっている店は立ち飲み屋とミシュラン三ツ星レストランだったという。
それを組み合わせればいいじゃないか、一流シェフが提供する料理を立ち飲み形式でやる。
こんな発想をしたのだ。
しかし、もっと凄いのは、それを仕組化したことだろう。
難易度が高いのは、シェフを巻き込む仕事だろう。
何と言っても立ち飲み形式である。
彼らのプライドがそれを許容出来るだろうか、あるいは採算が合うはずがないとか、出来ない理由をあげればたくさんあるからだ。
それを突破した要素を実際に垣間見る事が出来た。
先日、赤坂見附駅前に俺のフレンチ、イタリアがオープンしたのだ。
実はオープン前から内装工事をやっている時に知っていたのだか、立地は抜群に目立つ場所で、しかも広くこれまでの店でも一番家賃が高いと思われる。
私の見立てだと、月500万位はするだろう。
昼の時間は14時まで、16時から23時まで一人2時間制限のシステム、一日四回転する計算だ。今は日曜日は休みだが、近日中に無休にするオペレーションが仕上がるそうだ。
昼飯を食べずに友人と2人で16時から店に入った。
ここは店が広いので、この時間なら直ぐに入れるだろうとの思惑があたった。
最初に驚いたのが、ホールスタッフのおもてなしだった。
メニューの紹介やオススメの料理をさりげなく伝える姿は、立ち飲みのラフな雰囲気の店内とのギャップを感じて新鮮な印象を受けた。
次に衝撃だったのが、平日の17時には広い店内が満席になり、ワインを片手に会話で盛り上がるカップルや女性グループ、会社員も2人で来ていたり、学生らしきグループ、一人客と、おしなべて女性が圧倒的に多かったが、この時間帯に賑わっている光景が凄まじく強烈な印象だった。
実際に食して見ると、さすがに一流シェフが提起する料理で、おまけに食材の品質が極めて高い。
これなら行列が出来ると納得した。
特にオマール海老と鴨の料理は素材が抜群のうえ、味付けが絶妙で何度も食べたくなる位の品だった。
最後に食べたピサのビスマルクは絶品で、次の機会には必ず注文しようと思っている。
そんな中で観察したのは、キッチン周りのシェフを含むスタッフ達が、自ら振る舞う料理が目の前で次から次へと注文が入り、満面の笑みを浮かべるお客様を遠目に見ながら、仕事が出来る環境ならば自然に気持ちは高ぶるだろう。
究極に忙しいだろうが、一流ホテルの厨房では絶対に体感することはない、感動がそこにはあるのだろう。
シェフが主役となり、ホールスタッフの楽しく仕事をやっている姿を見て、ブックオフの創業者でもあるS氏が創り出す世界に共鳴した。
「人のために最高の料理を低価格で提起し、たくさん賑わう事で、人も喜び自分も喜ぶ」
友人と息子
友人と電話で話をしていると、彼の息子の話題になった。
大学3年の息子R君は不動産業界に興味があり、大手を含めて数社選考途中にあるという。
私はそれを聞いて、それならイコムに来ればいいじゃないか、一度会社説明会に来てじっくり話を聞いて見るように促した。
R君とは彼がまだ中学一年生位の時に友人の自宅で初めて会った。
彼は当時サッカーをやっていて、毎日部活をしながら学力も優秀な成績だった記憶がある。
家族ぐるみでの付き合いだったので、R君も私が不動産業界で仕事をしていることも、当然知っていたので、イコムの就職サイトも何となく意識はしていたらしいが、父親との関係ある会社に対してはやはり考慮があったそうだ。
有楽町の国際フォーラムで会社説明会をやる日程が決まっていたので、それに参加してみるように友人を介して伝えていた。
R君の性格は父親とは全く逆で、真面目で、コツコツ、続ける、小さな努力を積み重ねる事が出来ると私は見ていた。
友人は昔の同僚や友人を私に紹介してくれていた。
今は彼の事を知らないスタッフも大分増えたけど、7年前位に彼を介して入社した人達が今は主力となり、会社を牽引してくれている逸材に育っている。
本当に友人には感謝している。
そして、意義深い縁を感じている。
以前、友人が一緒に仕事をしたいとの話があった時には、丁重にお断りした事があった。
それが、時を経て息子と一緒に仕事をすることになるとは、本当に不思議な縁を感じる。
当社の役員もその一人で、友人とは前職で上司にあたり、その縁あって現在に至っている。
当時は友人の自宅に遊びに行った際にR君とも会っているが小学校だったので、本人は記憶がないらしい。
R君は会社説明会を聞き、役員との面談を経た結果、入社する意向を示した。
こちらから、ゴリゴリやるつもりはなかった。
友人から後押ししてもらう事もなかった。
本人が自然に感じた結果のように思う。
R君は父親を尊敬していると言っていた。
私も友人を尊敬している。
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