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社長ブログカテゴリー記事の一覧です

食通

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知人に食通がいるのだが彼いわく、高くて美味い店は当たり前で、安くて美味い店こそが価値があると言う。言われて見れば当たり前のようだ。先日、一緒にいい店があるというので麹町のある料理屋に連れて行ってもらった。するとそこは狭い店で我々が座ると満席状態で身動きが取れなくなる位のスペースなので驚いた。すぐ隣がトイレなのだが通路が狭いため我々が立ち上がらないと他の人が用を足せないのだ。物凄く窮屈な思いをした甲斐あって料理は美味いものにありつけた。その代表がわさびご飯だった。炊き立てのご飯にわさびを混ぜて食べるのだが、これが結構イケルのだ。それと出し巻き玉子は格別な美味でイクラが入って500円の安さだ。これが評判になりいつも大混雑になっていると言う。
他に夏フグを食わせるいい店があるからと言うので行ったのたが予想に反して店の感じがハワイアンなので驚いた。フグの唐揚げが500円で食べ放題のメニューもあった。特にてっさは鮮度がよく味わい深い一品で、仕上げは雑炊だが彼は持参した特製のポン酢を取り出して塩と合わせて味付けを加えた。
これは絶品であった。この一味を加える事で美味さが倍増する。この店は日本料理店の雰囲気を全く感じさせない気楽に入れる店だった。ここも口コミで若いカップル中心で満席だった。
安くて美味しい店は評判になり何時行っても混んでいる。誰でも行きたくなるのだから仕方がない。混雑するのは当たり前なのだ。しかし、食事をする価値とは人それぞれだと思うが、私の場合は雰囲気が一番かも知れない。ゆったりとした気品のある雰囲気が好きだ。交互に楽しめる体験が出来て有意義な時間を過ごす事が出来るのだろう。

飲食店舗

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最近は郊外の飲食店舗の閉店がよく目に付く。ファミリーレストラン系やラーメン店から焼肉店舗まで家族で外食するのに変化が表れ始めたようだ。
一方、駅前の飲食店舗は入れ替えこそあれ閉店のまま次の借り手が付かない事は無いようだ。
当社でも駅前にある飲食店舗ビルを貸しているが先日ホルモン焼きの店が借りて今月の25日にオープンする予定である。サラリーマン男性が一人2000円位の予算で気軽に立ち寄れる店が繁盛しているようだ。立ち飲み屋と言われる店も目立ち始めた。先日友人の紹介で飲食コンサルの人物とお会いする機会を得た。彼は元プロ野球選手で巨人軍にドラフト2位で指名され1軍でも活躍したが怪我に泣き若くして現役を引退したと言う。その後、サラーリーマンを2年経験して飲食店舗のノウハウを勉強したらしい。
彼はプロ野球選手で成功できなくて第二の人生に直面する人達に飲食店舗のノウハウを提供しているのだ。飲食店舗では3日間の売り上げで一月分の家賃を稼げる事が成功の要因になると言う。
一等地に店を構えても家賃が高ければ個人が経営していくには難しくなる。
個人が経営するにはいかに家賃を抑える事が出来て仕入れが安くできるルートを持っているかにかかってくる。話を聞いて気づいた事は店は狭くとも原価を抑える商法がその道の王道のような気がした。
これからの時代も個人で店舗を経営する人たちは多いと思うが、内装やインテリアの見た目にお金をかけるよりも最初はいかにお金をかけずに始める事を考えるといいのだろう。

プロボクシング

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今年1月以来のボクシング観戦に行ってきた。元従業員の試合観戦が目的であったが、他の試合でも大変感動する事が出来た。彼はプロボクサーの新人王を獲得した後の最初の試合でKO負けを喫している。私は今日の試合にもし敗れることがあれば引退して他の道を歩んだ方が良いと思っていた。数日前に彼に会ったときも遠まわしに伝えたが彼も意識しているようだった。
試合はあっけなく終了しKO負けだった。私は観戦しながらどこかで思いっきり負けてこの世界から転進するきっかけになれば良いと思っていた。明らかに実力の差が見えた試合だった。
彼は23歳だがプロで成功するには日本タイトルでは駄目で世界ランカーにならないと収入面でも潤う事が出来ないのがこの世界のようだ。
そんな世界で活躍する連中は何十戦と試合を重ねても無敗なのだ。40勝0敗と40勝0敗1分けが試合をするようなレベルまで行かないと未来が描けないのだ。勿論、例外はあると思うが確立論からするとそうなるのだ。見切りをすることで第二の人生の展望が開け可能性を感じるのか、ボクシングで夢を追いズルズルいくのか。非常に難しい決断になると思うがプロスポーツで成功するのは本当に大変なのだ。
この日のメーンである日本タイトルマッチでは32歳のチャンピオン初防衛戦に対してギラギラした若手の挑戦者とが激突した。前半は若手のスピードあるパンチがチャンピオンの顔面を捉える場面がしばしばあり非常に有利に試合を進めていた。打ち合いになりチャンピオンがノックアウトされるかと思った。
その後もチャンピオンは粘り強く戦い抜き最後には打ち合いを制して初防衛戦を勝利で飾ったのだ。
これを見て私は感動した。若手のガッツにチャンピオンが劣勢ながらも粘り強く諦めずに戦い最後はKOで倒したのだ。技術や力、スタミナでは補えない勝利に対する執念なようなものが最後には決め手となる感じがした。試合観戦の途中に元従業員の彼からお礼の電話をもらった。いい試合を見せられなくて残念だと。彼と話をしようとしたが既に会場からは姿を消していた・・・

ゲイバーのママ

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友人が面白い店があると言うので新宿2丁目にあるゲイの店に行ってきた。
そこはカウンター席10席程の小さな店だった。しかし、ママとスタッフで4人いるのだ。
ママは一見すると普通の中年男性なのだが仕草や口調が女性になっている。他のスタッフも外見は普通の青年なのだ。そのうちの一人に野球帽をかぶった30代前半のスタッフがいるのだが、どうやらママと付き合っているらしい。ママは神奈川に子供2人と奥さんがいる。週末に帰るらしく平日はその青年と同棲しているそうだ。面白い事にママの家族は父親がゲイであることを全く知らずにいるらしい。本人は週末家に帰るとオラオラな態度に変身してツワモノ男を演じているという。たまに油断していると女性の仕草が出て子供に指摘されるときは冷や汗もんだそうな。なんと、そのママが名高い占い師だというから驚いた。早速、友人が予約を取り占ってもらったのだが、結果を聞いて更に驚愕してしまった。
7年ほど前に私と友人はある人物の紹介で富山県へ行き2人で占ってもらった事があったが、その時友人は09年9月から10年前半には現職を変えるだろうと言われた。それが鮮明に残っていたので今回時期まで同じく言い当てられた事で本当に驚いた。同じ事を言われた事で真実味が増したと同時に信憑性もはっきりした感じだ。さすがは名占い師と言われるだけのことはある。予約を取るのに1ヶ月はかかるのだが私もそれを聞いて最短で予約を入れたのだった。

8名のイベント

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ある方の紹介でイベントに参加してきた。このイベントはわずか8名による暗闇の中で体験を通じて何らかの気づきを得るものだった。まさに真っ暗闇で何も見えない。視覚障害者の青年がリーダーとなり暗闇のステージを案内してくれるのだ。スタートからゴールまで、まるでお化け屋敷に入場するかのスチエーションの中、みんな配られた杖を頼りに暗闇を散策する。その中はある時は森の中だったり、レストランだったり、おじいちゃんの家だったりする。それは野鳥の声や川のせせらぎの音を感じたり地面にある枯葉を手で触り、竹や松の木を手の感覚で感じる。おじいちゃんの家には座敷があり靴を脱いでおじゃますると
ちゃぶ台の上には色んな野菜があり、鉛筆、ノート、黒電話、麦わら帽子があった。いずれも手の感触でハッキリ解る。帰りには自分が脱いだ靴をちゃんと履けているのだ。真っ暗闇の中だが体の感覚が導いてくれているようだ。最後にレストランでビールを注いでもらったが、ビールの確かな味わいを体験できた感じだった。約70分の散策なのだが参加した8名が視覚が無い変わりに声を出し合い、合図をしながら進んでいくので迷わずにゴールまでたどり着いた。
この体験を通じての気づきは色々あるのだが、暗闇の70分間の中では性格がもろに出る。
そういう意味では自覚が高まった事が一番貴重かも知れない。・人の話を聞かない ・自分勝手な行動をする ・弱いものに対して優しさが足りない等、恥ずかしながら自身の至らない部分が浮き彫りになってしまったのだ。

ライフスタイル

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土曜日の早朝にY氏 (3歳からの幼馴染) に自宅まで迎えに来てもらいゴルフ場に向かった。
久しぶりに会ったが相変わらず時間に正確で5分前に来た。少しやつれた顔つきが気になったが元気そうであった。途中で友人2名が同乗して約2時間車中で仕事や家族の話をしていた。
Y氏はこの日に乗ってきた車が新車で購入したらしく300万円もするそうだ。おまけに5年間のローンで購入したと言うから驚いた。以前から聞いていたが彼の一カ月のお小遣いは4万円だという。住宅ローンもあるから家計は楽では無いと思う。彼は新興市場に上場するIT系の中間管理職のサラリーマンなのだが給料は全て奥さんに渡して、朝から夜遅くまで働いて家に帰るのは毎日12時過ぎて寝るのが2時を超えるときもあると言う。負債が資産を圧倒的に上回っていることに何の違和感もなさそうだ。
これが一般的なバランスなのか気になったので他の2人にも聞いてみたが殆ど変わらなかった。
しかし、このバランスだとあと20年は現状のライフスタイルを変えることは出来ないだろう。
ロハスな生活とは対極にある彼らの今の人生が幸せなのか聞いてみたがやはり帰ってきた答えは「環境がそうだからしかたがない」であった。負債のために働くことは決して悪い事ではないが、ゆとりは持てないであろう。資産が無いほうが負債があるよりも人生を楽しめる幅が広がるのは間違いない。
時代は変わったように資産であると信じ込んで購入したマイホームも負債がある間は資産はドンドン目減りしてお荷物に変わっていくと思う。その分楽しむ体験を増やした方が良いと思うのだが・・・
ゴルフは楽しくプレーが出来て皆満足そうであった。

踏み切り

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通勤での出来事だが開かずの踏み切りに出くわしてしまった。どうやらJRが原因でダイヤが乱れているためのようで電車がゆっくりと前方車両との距離感を保ちつつ後方からも次々にやってくる。
普段でもこの踏み切りはバーが降りてから電車が来るまでの時間が長く感じる。駅の近くだからか、待つ時間が長いのだ。そんな場所なのでその日は本当に閉まりっぱなしだったのだ。あまりにも酷いので
歩いて待っている方の殆どがバーをくぐって渡っている。
バイクに乗っていたある男性はヘルメットをはずし苦笑いでタバコを吸っていた。時間が経過するごとにその男性の顔つきも険しくなり忍耐も限界点に達しているようだった。
私はOK牧場を宣言し実行を心がけていた為に時間で20分は待ったと思うが以前のような怒りに満ち溢れJRに電話で文句の一つや二つ言いたい気持ちではなく、今回はテープを聞きながら実に平静を保てたのである。しかし、このようなダイヤが乱れた時には普段待ち時間が長い踏切では本当に開かなくなってしまうのだ。実際に電車が来るまで、なぜそんなに早く踏切が閉まるのか不思議でならない。
そもそも各場所で踏み切りの閉まる時間が異なるのはなぜなのか。踏み切りが閉まっている時間を短縮することで事故率があがるのだろうか。私は逆のような気がしてならない。
まだかまだかと待っていてストレスが充満するよりは臨機応変に遮断機の開閉が出来るようになって欲しい。

OK牧場

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「イワンのバカ」という小説をお読みいただいた方は解ると思うが、ある農村に住んでいたイワンは辛い農作業を依頼されたり、食事を分け与えるように依頼されると、それらを全て解ったと受け入れる。
何でもOKなので回りからはバカと言われるが最後には王様になると言う話。
この小説の掴みは受け入れ度合い、または、自身の感情のとらわれを手放す、あるいは気に入らない事を包含することだと思う。最近自分自身に置き換えて見て観察している。そしたら何と駄目出しの多い事か驚愕してしまった。ちなみに自宅に居るときは子供たちのゲームやテレビに駄目出ししたり部屋の掃除の仕方に駄目出ししたり、妻の料理に駄目出ししたり、外食に出ると注文が遅い、味付けが薄い、メニューが少ない、愛想がない、仕事の最中は部下の提案に駄目出し、優先順位、状況判断力に駄目出ししたりと、実にOKを出している事が少ないのに驚く。ガッツ石松のOK牧場ではないがOKと認めて受け入れる度合いが広いと小説のイワンのような争いごとや悩みが減少しワクワクしたライフスタイルを送る事が可能になるのではないか。仕事でも部下の貴重な意見をOKする事で成長の芽を摘むことなく発展する機会に恵まれるのではないか。ロハスのような暮らしをしている方々は時間にもとらわれないし、規則にもさほど縛られない自由さがありOK牧場の許容範囲が極めて広いのが見て取れる。
駄目が多いよりOKが多い方が自分も楽しいし相手も嬉しいに違いないのだから。
思えば駄目出しが多い要因の一つとして母親の影響が大きいようだ。躾と称して自動的に親から駄目出しされる事が多かった影響で今も無意識にOK牧場が出せる機会を失っているのだ。
しかし、それは今の事ではなく過去の事だと認識できたことで意識的にOK牧場を出していこうと思う。
もし、受け入れることが出来ないときはそれを観察して、どんな時に駄目出しが多いのかを見出して行きたいと思う。

農業体験会 後編

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農業体験で最初に取り掛かった仕事は林道の溝に溜まっている落ち葉を拾い集める作業であった。
軽トラックの荷台に乗り込み目的地に着くと、溝に溜まった落ち葉をスコップで拾い上げて袋に入れるのだが水分が含まれていて重く、腰に負担が掛かるため長時間やり続けるのはかなりきつい。私は始まったばかりなので袋詰めの作業をやったりしながら、ペース配分をしていた。この袋詰めした落ち葉は畑に持ち帰り、土に栄養を与えるために撒くためのものであった。その後少し奥に入って行き、山の土を掘って袋詰めする作業をやった。これは落ち葉と違い物凄く重いため一袋でも男3人がかりで運ぶのだ。私は腰がおかしくならない程度に参加したが直ぐ若手に変わってもらった。どうやら農業は腰が強くないと出来ないようだ。作業が一段落すると農作業の地元のリーダーが道路から少し入ったところに、食べられる野菜があるからと入って行き、それを見つけると引っこ抜いてボリボリ食べ始めた。私も分けてもらい食したが正直あまり美味しいとは感じなかった。名前は忘れてしまったがジュースにすると良いようである。
畑に戻り集めた落ち葉を全て巻き終えて耕運機で土と混ぜる作業に入った。私も運転させてもらったが平衡感覚がなかなか掴めなく思ったより難しかった。その後左右の土を中央に寄せる作業をやって苗を植え水をやった。一通りの作業を終えて感じた事は手間をかけると土から苗に養分が行き渡るだけではなく、人の気持ちも加わって素晴らしい野菜が育つのではないかと思った。手間を惜しもうと思えばそれなりに出来ると思うが出来上がりが全く違うだろう。最後に取り立てのネギを軽く炙って食べさせていただいたが感動の味であった。やさしさのある甘い味で柔らかい食感がたまらない。人生で味わった最高のネギであった。今度は自分達で作った野菜で感動を味わいたいと思う。

農業体験会 前編

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当社主催の農業体験会を千葉の鴨川で土曜、日曜日で実施した。
参加者は当社の社員2名と私を含め総勢で20名となった。
神奈川、埼玉、東京からの参加者に加えて地元の若いお母さんと家族が参加してくれた。
皆さん共通の目的は農業体験を教えてくれるコミニティの仲間に加わる事で自ら農作業が出来るようになることだけでなく、目的を共有できる仲間が得られることなのだ。
皆さんを見ているととても生き生きと、明るい表情で体験している様子が印象に残った。
人は土をいじりながらお日様の下で働く事で細胞がオンになるような気がしている。日常はオフになっている細胞も農作業を中心に生活を始めると細胞が切り替わるようである。皆さん始める前と終わったあとの顔の表情が全く別人のごとく笑顔いっぱいの子供のようになる。
私も農作業を体験して見て作業の大変さが身に染みた。まずは基礎体力がないと作業が続けられないということ。(笑)それも地道な作業がほとんどで、慣れてコツを掴むまではがむしゃらにやるしかないのだ。農家の方は要領を得ているので全く力を入れている風では無いのに短時間で作業を終える事が出来る。それも淡々と息切れなど全くしないで朝から夕方までやっている姿をみてあっけにとられてしまった。次回は体験会の内容をお伝えします。

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