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社長ブログカテゴリー記事の一覧です

真骨頂

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品質が良い商品がたくさんあって安い。

テレビを見ていたら、ドンキホーテ大森山王店の特集番組に引き込まれていた。

普段はまったく行かないドンキホーテは生鮮食品のイメージは全くなかった。
野菜や肉、魚どれも品質が良くメガ盛りで安いと番組で紹介されていた。

早速、翌日の日曜日に行ってみると午前中にも関わらず、駐車場はいっぱいになっていた。
店内に入ると商品のバリエーションに驚愕した。
肉の売場でもこれでもかと言うほどの商品が並んでいて、ブランド牛のA5ランクから豚肉や鶏肉までメガ盛りが山になっていた。

魚売場では、旬の天然真鯛やイサキなどこんな安い値段で売っている事にびっくりすると同時に感激した。
まるで、地方の海のそばにあるスーパーのような品質と値段のようである。
タコや鮑なども安くて衝動買いしてしまった。

また、ドレッシングやダシなどもバリエーションが豊富で、他にはないような商品がたくさんあって目移りしてしまい、まさに、ドンキの真骨頂を感じた。
お惣菜もよりどりみどりで、テレビで紹介されていたカツ丼が残り一つあってラッキーだった。
590円のクオリティとは思えないほどで、専門店の半額近い値段だが、それよりも美味しくて大満足した。

既存のスーパーをドンキが買収したようだが、仕入ルートとドンキの売り場とのシナジーが出ていて、多くのファンが訪れていた。

真骨頂のよりどりみどりの品と、目移りしながらの衝動買いを誘う売場づくりは、既存のスーパーではなし得ないと感じた。

流れ

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それはまるで蛇のようだった。

窓から見下ろす新幹線は、クネクネと動きながらプラットホームに潜り込んでいくようだ。
構図が変わった景色を眺めていると、氷川神社の参道の緑が街を彩り、周りの景色が変わりつつある中で、どっしりと不動の地位を保っているエネルギーを感じていた。

ちょうどその動線がオフィスと重なっていて、エネルギーが真っ直ぐ部屋に入ってきて、とてもいい気の流れを感じている。

スタッフ増員に伴い、31階にオフィスを新設して、34階のフロアと共に機動的な構えが整った。

ちょうど前期の決算数値がまとまって、納税額も決定したところだ。
償却前の営業利益は2億5000万円、前期比90%増益となった。

今期は更に人材の伸びしろを感じるラインナップも揃って、大幅な増益に狙いを定めている。

流れの良い中で、新たに加わる新卒採用も第4コーナーを迎えている。

流れに乗ってスイスイといきたい。

初感

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それもらえるよ、そう言ったあとに友人がニヤニヤしながら近寄ってきた。

誰にも言っていないが、これもらえる事になっているんだ、これはすごい事だよ。
友人に承認されて嬉しかったが、思いついたことを言っただけで、それほど褒めてもらえる実感はその時はなかった。

それは、考えて言った事ではなくただ感じた事を口にしたまでだった。
もしかすると、感じるよりもただ思った事かも知れない。
いわゆる初感というやつだろう。
直感とは違うような気がするし、思いつきや思い込みでもないのだ。

翌日、初感を注意深く意識してみた。
ランチのお店が浮かんでそこに行こうと決めていた。
そこまでの道中様々なお店の前を通り過ぎて、一瞬ここに入ろうか迷ったシーンがあった。
しかし、初感を意識していたので最初に浮かんだ店に入った。
混雑していて待つかと思ったが、奥の席まで案内されている途中に友人らしき姿を見かけた。
声をかけてみると親しい友人でびっくりした顔をしていた。
渋谷の広い範囲でまだ一度も行った事のない店でばったり会ったのだ。

考えてこねくり回したあげく判断したことより、ただ思った事を実行することの方が、世界が広がるようだ。

ゼロベースで思った事が初感だとすれば、それを創り出す場を自分で整える必要があると感じている。

それらはとても興味深い事で、これからも注意深く意識していきたい。

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東京都美術館でマティスの絵を鑑賞した。
ゴールデンウィーク真っ只中にもかかわらず、多くの人が集まっていた。
線の描き方、コントラストの強弱など、美術教室で学んでいることを観察していたが、線だけで描いた表現力のある作品を見た時には、そんなものをはるかに超えた天賦の才を感じた。

美術館を出て素晴らしい天気の中を歩いて帰っていた。
日差しが強く少し汗ばむ陽気だった。
日比谷公園に差し掛かると、フードフェスが開催していたので大混雑に紛れて入ってみた。
歩くのもやっとの人混みの中で、焼牡蠣の屋台が人気らしく大行列になっていた。
暑さが増してきたが、大行列の最後尾に並んで待つ事約30分、ようやく牡蠣を手にして飲み干してしまったビールを捨て、ハイボールと共にいただいた。
見た目から嫌な感じがしたが、あれだけ並んで待った甲斐がこれほどないとは、ただただ虚しさだけがあった。

気分を変えてA5牛ハラミ串の屋台へ移動してみたが、これもハズレで焼き鳥、いくら丼、ケバブと全て期待を裏切るものとなった。

何故、このクオリティでこんなにも大混雑するのだろうか?
疑問に思って友人に話すと、お祭り気分の雰囲気を体験したいのではないかと分析していた。
そして、若い人や子供連れの家族ならいざ知らず、この歳になってフードフェスはないだろうと言われて納得した。
もう2度と来ることはないだろうと心に決めた。

稀代の芸術家の美のひらめきとは、遠くかけ離れた世界が幻のように思えた。

ごちゃ混ぜ

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バンドネオンとバイオリン、そしてピアノの生演奏の中で社交の場の物語が始まった。

アルゼンチンタンゴには欠かせないバンドネオンは、アコーディオンに似たような形であるが、音色が全く違って怒りや悲しみの感情をストレートに表現できる楽器である。

生演奏をバックに気持ち良さそうに踊っている女性がいる。
男性のリードが全てに影響を受ける女性にとって、上級者の男性と踊りたいのが彼女たちの心境だという解釈がある。

今回は思い切って上級者の女性を積極的に誘ってみるつもりでいた。
2年目の新参者がベテランの女性を誘うのに躊躇う気持ちが先行して、前回は誘う勇気が出ずに尻込みしてしまった。

何度となくアクションを試みようとしたが、上級者の男性に先を越されて見送るシーンが続いていた。
タイミングを逃しているのは、自信の無さのを表しているようだ。

実際には経験値が高い女性の方が踊りやすく、逆に経験値が低い女性とは踊りにくいものである。
しかし、解釈がマインドを創り出して、自分には不釣り合いだと、ごちゃ混ぜにしているのが現実なのだ。

上級者のHさんと踊ってみると、彼女が最後に楽しかったと言ってくれて嬉しかった。
そんなに難しいステップを駆使しなくとも、音楽に合わせたリズムであれば、基礎的なステップでも充分に通用するとわかった。

実際にある事と、解釈がごちゃ混ぜになっているケースは日常茶飯時のようだ。

思い込み

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あれ、使えなかったっけ、、
前回はQRコード決済をした記憶があったので、スマホだけ持って食事に来ていた。

ここは、1分でピザが焼ける大きな窯を用する大箱の店で、熱々の出来立てピザがたまらなく美味しく、外国人御用達の店でもある。
この日は外国人のお客様でいっぱいになっていた。

もっちりしたピザ生地とトロけるチーズにアンチョビとオリーブが口の中でトロけるように広がっていく食感は一発でハマってしまうだろう。

何と言っても1分で焼き上がる窯から出てくるピザの感じが素晴らしい。
それほどピザは好んで食べないが、ここのピザは毎日でも食べたくなるクオリティが魅力的である。

スタッフもテキパキしていて、教育が行き届いているようだ。
大満足してチェックをしようとしたら、QRコードが使えないと言う。
思い込みがハズレて一瞬焦ってしまった。

次の予定があるので、自宅に帰ってから財布を取りに行くわけにもいかず、今振込するけど大丈夫かと聞いた。
しばらく待った後に振込先を持ってきてくれた。
その場で手続きして何とか面目を保った。

普通の店ではこのような対応はまず難しいだろうが、そこはPSTならではの文化ではないだろうか。
東麻布店、六本木店を展開していて、食材へのこだわりも含めてスタッフも素晴らしい。

お店の対応に感激すると同時に、思い込みには気をつけたいと思った。

第29期スタート

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今月より株式会社イコム第29期がスタートした。
自分の人生のちょうど半分を会社経営していることになる。
そして、来年の9月で30年になる。

創業期には阪神淡路大震災があり、翌年にはアジア通貨危機、リーマンショックでバブルが崩壊して多くの会社が消え、東日本大震災で多くの被害を出し、コロナで社会が大混乱になって、現在はウクライナ侵攻によりエネルギー価格が上昇している。

30年近く会社を経営していて、様々な危機を乗り越えてきた感じもするが、業績に影響が出てキャッシュが足りなくなったり、売上や利益が下がったりすることはなかった。

どちらかと言うと攻めより守りの姿勢の方が強かったようだ。

しかし、30年を迎える節目として今期から攻めの姿勢を強くし、人材や設備投資も積極的にシフトしていくことを決断した。

バブルが弾けてこれまで経験したことのない、未曾有の経済危機が起こるかも知れないが、勇気を持って前進していきたいと思っている。

ここでアクセルを踏み込まないと、勝ち組として存在する事が危うくなると見ている。
これまで勝ち組だった企業も従来のやり方に固執していたら、どんどん負け組に転落していくことになるだろう。

新卒の活のいい連中も入ってきているし、皆んなの力で会社を活性化していってもらいたいと感じている。

人間関係

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友人がTEDの動画を送ってくれた。

その動画を見て改めて幸福の条件を再認識した。
富や名声は幸福をもたらしてくれると信じているが、最も大きな要素は別にあった。

アメリカの研究チームが約80年かけて調査した結果を発表した内容だった。
ハーバード大学出身の12名と、ボストンの貧困地域出身の12名が、80歳までの人生で幸福の最大の条件は富や名声ではなく人間関係だったのだ。

どんなに大富豪になっても、政治家や著名人になったとしても、孤独や人間関係に恵まれなかった人は幸福を満たせないのだ。

人間関係とは人数ではなく、身近な人との良質な関係を構築していくもので、それは高齢者になっても同じで、永遠に続く仕事のようなものだ。

定年後に捨てられる人のような熟年離婚もしかり、バイバイしたあとに気づいたら頼れる人が誰もいなかった、何てことになったらお手上げなのだ。

動画を送ってくれた友人とは、更なる良質な人間関係を永遠に続けていきたい。

慇懃無礼

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一瞬で真っ赤な顔になっていた。

彼女の表情を見た瞬間に怒りが込み上げてきた。

ショーケースの中からスイーツを注文しようと商品を指差した時である。
店員さんが「はぁ〜」そういうのやめてほしいんだけど、と言わんばかりの慇懃無礼な振る舞いに怒りが爆発寸前になっていた。
食べたかったスイーツの熱も一気に冷め、足早に店を後にした。

レジの前でメニューを用意しているので、彼女はマニュアル通りそこで注文して欲しかったようだが、あまりにもお粗末な接客に翌日になっても頭から離れなかった。

ほぼ毎日外食をしていると、様々なお店で接客を受けるので店員さん、店主との関係性は重要だと思っている。

餃子に人生をかけた男、世界中華料理チャンピオンが作る餃子の店に行ってみた。
なかなか予約が取れなかったが、入った瞬間に店主の態度が慇懃無礼に感じた。

おもてなし感ゼロ、店主は目を合わせる事なく注文のやり取りをした。
本丸の餃子を食べたがまったく美味しいと感じなく、とても餃子に人生をかけた男とは思えなかった。

自分だけの世界観でお客の目線に立つことはまったくなく、慇懃無礼の象徴のような人物だった。
途中で餃子を残したまま会計を済ませた。
2度と行きたくない店ワースト3に入るだろう。

最近は飲食店での人材不足は顕著になっていて、素養のある人材を確保するのが困難を極めている。
また行きたくなる店とは、料理、雰囲気、接客のバランス良い店だと感じている。

キックオフ

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30年で初の試みとなった。
第1回株式会社イコムキックオフが行われた。

社員が一堂に会するのは数年ぶりであった。
4月から入社する新卒者3名も参加するイベントは大変盛り上がる素晴らしい機会になった。

プロジェクトのスタートは数値目標はもちろんのこと、今年度のサポート賞やMVPを表彰するなど、功績を称える機会にもなった。
また、功労賞として勤続10年以上の方々への感謝の気持ちをあらわす場面にもなった。
あっという間に数十人が10年を超えている状況に驚いた。

ゲームを交えた3時間は社員達の笑顔と一体感を伴う充実したキックオフになった。
約1年ほど前から経営企画室のスタッフが準備を進めてきたおかげである。
新卒から結婚、出産を経た3名のメンバーが連携して実に見事な演出をしてくれた。

女性ならではのきめ細かさに加えて、そつのない仕事ぶりには感心するしかなかった。

もう直ぐで来期のスタートになるが、この雰囲気でどんな成果が出るのか、とても楽しみである。

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