社長ブログカテゴリー記事の一覧です
今
友人Tから最も印象に残った映画ベスト3の中で、灼熱の魂という作品があると聞いた。
NET Felixでは見つからなくAmazonでもなかったので、諦めていたのだがTから映画市子の感想がLINEで届いた際、こちらが推薦した映画を見てくれたので、こちらも灼熱の魂を見ようと思い改めて探してみたら、U-Nextで公開されている事を知り、新規契約して見る事が出来た。
いつかは見てみたい、タイミングが合えばその時に、最初はそんな感覚で捉えていたと思うが、今探して見たい、今見てみたいという意識が動いてU-Nextを通じて素晴らしい映画を鑑賞出来た。
そして、見れて嬉しかったという意識が生まれて、今度はゴルフのLive中継を見る事が出来るようになって嬉しかった。
この嬉しいが次に繋がっていくようだ。
今の連続でしかない事がわかる。
未来も過去もなく、今が続いているにすぎない。
嫌な事があると、それに引きずられる事が少なくないが、過去との関連性は今にはまったくないのである。
そして、未来の取り越し苦労もそうだ。
売れるか、売れなかったらどうしようという不安も同じであり、ある取引が失敗に終わった時も、終わった瞬間から今が始まっていて、今の意識により流れが変わってくる。
実にシンプルな構造になっているが、これがなかなか難しい、、と思えばそうなる。
ゼロの状態がベストだと感じている。
今どんな意識で過ごす事が出来るか、過去も未来もなく現実の今をどんな感情で過ごしているか。
そして、過去と未来に線引きの注意を払っていく。
プラス発想とは違う今の体験から次に繋がっていくようだ。
売り物
現物資産の相場が上がっている。
株や金、仮想通貨も過去最高値を更新するなど、市場は活況を呈している。
2018年に仮想通貨を会社で購入した額が本日で1億5000万円を超えた。
5年ちょっとで7.5倍になった計算になる。
利回りと言うより、カジノでひと勝負して勝ったような数字である。
これが半値に下がろうが、2億を超えようがそこに意識はないが、必要性があるタイミングで売り物にしようと感じている。
友人Hが麻布台ヒルズのアマンレジデンスを内見した話を聞くと、購入した人が売り物として出している金額が45億で案内されたと言う。
この金額で売れるのは厳しそうだが、1年満たずに倍の売り物になっている。
強気相場がどこまで続くのかと感じる一方で、友人Sがオフィスの更新の際に麻布台ヒルズのオフィス棟を内見した際に提示された賃料は、坪あたり3万3000円だったと言うので、レジデンスに比べるとオフィス賃料は弱気相場に転じている事がわかる。
これは、都心オフィスの供給増に伴うと同時に、リモートワークが増えた事による要因と考えられる。
レジデンスも人口減が進むと同時に供給増なのは明白、このまま強気がどこまで続くか、それとも外国人の買いに支えられて持続していくのか、弱気相場に転じて売り物が目立つようになれば、流れが一気に変わりそうである。
試練
クラブハウスで久しぶりにH氏に会った。
どこかやつれた感じがして聞いてみると、実は病気で療養していると言う。
外出しないでずっと自宅にいると気がおかしくなりそうだと、あえてゴルフをして気分転換をしに一緒にプレーをした。
H氏が語り始めた内容に驚愕すると同時に、すごい試練が起きていると感じた。
心臓部の病気で、いつ何時突然死するかわからないようで、最初は受け入れられない状況だったようだが、名医との出会いにより来月大手術が予定されている。
その日もカートに乗りながらプレーしていたが、AED(心配蘇生の医療機器)を持参していて、万一の時に備えていた。
H氏は38歳の長身イケメンで、優しくてお金持ちの資産家で、奥様と2人で南麻布の豪邸に住んでいる。
フェラーリが何台もあり、軽井沢にも別荘を建てたばかりで、一生使いきれないお金がありながら、健康に直面している状況にあるのだ。
それを機に試練とは一体何だろうかと考えた。
気づきであり、学びであり、試されているとも言えよう。
人それぞれの内容でタイミングも違って突然やってくるようだ。
その中でも、健康の優先順位が1番なのは言わずもがな、どんな地位やお金があろうと、配偶者、友人、家族に恵まれていたとしても、こればかりは外せない。
H氏はまさにそれで、この試練を乗り越えて復活を果たしてもらいたいと願っている。
パーフェクトバーガー
ある情報筋から最高峰のハンバーガーショップがあると聞いて電話をした。
すると、完全予約制になっていて、予めメニューを決めてから予約完了となる。
そして、予約時間に焼き始めるので、5分前に来店願いたいとのこと。
その日は、カウンター席に案内され、ドリンクを注文する必要があるので、コーヒーを注文して定番のリアルバランがくるのをワクワクしながら待っていた。
最初にセットのミニサラダがきて、次にポテトが太いのと細い2つのタイプが揃っていた。
これも絶妙な揚げ加減で、そのまま何もつけずに食べて素晴らしくて感激した。
これまでのポテトの味を覆すものだった。
本丸のバーガーは、バンズを食べた瞬間からカリッとする食感に驚いた。絶妙な焼き加減で内側のふっくらした食感とは対照的で、それはパティのジューシーな肉汁を包み込んでパーフェクトなマッチングになっている。
思わず笑みが溢れてしまう。
これぞパーフェクトバーガーと言わせるほどの美味さで、試行錯誤を繰り返して仕上がった最高峰のハンバーガーだと感じた。
おまけに、大好きなビールのイネディッドまであり、グラスワインも好みのソーヴィニヨンがラインナップされていた。
あまりの美味さに同じ週に2度目の来店を果たした。
普段はハンバーガーは好んで食べに行く事はないのだが、この美味さを知ってしまうと直ぐにでも行きたくなる。
麻布十番のアルデバランはパーフェクトバーガーショップである。
共鳴
友人S氏が早川さんに話したかった事があると切り出した。
オフィスの植木が3年ほど枯れていて、最近になって新芽が出てきたんです、と嬉しそうに写真を見せてくれた。
今年に入り気持ちを新たにして、仕事に取組み始めた頃、共鳴するかのように植木が反応したようだ。
心の変化は周囲にも影響を与えるという、素晴らしい実例を聞かせてもらった。
また、S氏は血液浄化療法なるものを受けたと言う。
それは、体内の血液からさまざまな病気の原因となり得る老廃物(悪玉コレステロールや中性脂肪・炎症物質・ウィルスなど)を特殊な「ろ過膜」を用いて分離・除去し、浄化された血液を再び体内に戻して健康状態の改善を図る治療法である。
保険は対象外なので1回55万円になるようで、S氏はこれまで4回受けている。
興味があったので、早速紹介してもらったクリニックへ行ってカウンセリングシートをもらい予約を入れた。
説明文をよく読んでみると、副作用もあるようでリスクはゼロではないようだ。
S氏は何にもなかったが、彼はアトピーに効果的な治療法として実施しているのに対して、こちらは現状は何もないし予防にしては、どうなのかと考えたあげく、予約をキャンセルした。
オフィスの植木が共鳴したように、こちらも同じようになっていたようだ 笑
今年のテーマ
1月になると毎年恒例の行事がある。
アイアイアソシエイツが主催する新年創作の会に今年も参加をした。
参加者は年々増え続けていて、今年は約350人が来場していた。
今年のテーマを創作するための機会であり、座席付近の4人がチームになり各々が創作したテーマをシェアする時間がある。
そこで湧いてきたのが、「肚を据える」と「頑張らない」の両儀的なテーマになった。
肚を据えるとは、何が起きても受け止めて目的を遂行する事であり、一切の躊躇なく定めたゴールへ前進する事である。
頑張らないとは、文字通り一生懸命真面目に汗をかいて努力しないこと、歯を食いしばって辛いけど我慢して事にあたること、そして、そこから少しずつ違う領域へタッチするような体験が生まれないことである。
ごく自然な振る舞いで、自らの満足感や納得するような行動が結果努力となるならば、それで良しとする事である。
これまでのパターンを考察してみると、頑張ってしまう事が自動的になっているので、注意深く観察していきたい。
頑張っていると自己満足からの安心感のような感情が湧いてくるようで、結果に繋がる事もあるがブレイクスルーのような飛躍的な成長の見込みはない。
肚を据えて、頑張らない次の領域での体験を経て、来年に備えたいと感じている。
体内時計
ストップウォッチを見ると1:30:48だった。
目を瞑ってピッタリ当たると嬉しさが込み上げてくる。
最初は30秒を10回繰り返し、0:30を誤差と許容範囲を定めて計ると、9回がクリアして体内時計が正確性を高めていく。
それを1分、1分30秒と長くして繰り返して、毎日続けていると思わぬところで成果が出ている。
これを続けてからタイミングが良くなり、熟睡して夜目を覚ますことなく、朝目覚める事が出来るようになった。
また、ゴルフのショットやパターにも良い影響が出ていて、人に会うタイミングや流れが良くなり、自ら動くと同時に相手が動いてくるようになっている。
これは、体内時計が一定のリズムを刻むように、無意識のうちに動いているからだと感じている。
映画パーフェクトデイズ、役所広司が演じる主人公を観察していると、体内時計が正確に動いているように感じた。
見る人によって感じ方は様々なようだが、この映画を見て感じた事は、何気ない日常生活において、同じリズムで朝起きて歯を磨き、植木に水をやり、仕事に出かけて、お昼に神社でサンドイッチを食べて樹木の写真を撮り、帰宅して自転車で銭湯に行き、居酒屋で軽く飲んで、寝る前に本を読みながら寝落ちする、そんな毎日を繰り返している映像が何度となく繰り返えされていた。
彼にとっては毎日が新鮮で、同じ事を繰り返しているが、充実した日々を過ごしているように感じた。
少し表現するのが難しいが、体内時計が動いていると、タイミングが合って、巡り合わせだったり、運が良くなるのは間違いないようである。
ホノルル
久しぶりにハワイホノルルに入った。
コロナが始まってからこれまで、海外へ行くのが遠のいていたが、その間、物価上昇がもたらした原因が現地に行ってわかった。
ローカルなカフェで軽い朝食とコーヒーで20ドル、おまけにチップが4ドル加わり、円換算で3500円にもなった。
コンビニでは水が3ドル、ランチはフライドライスとサラダで30ドル、ディナーはピンキリでも100ドルは超えていた。
現地、現物、現場を知ると、観光客とは違う地元の悲痛の声があった。
地元の人曰く、もう容易にお店で買えなくなってしまった、コロナ前と比べると物価上昇が著しく、可処分所得の範囲内で生活するのが極めて厳しくなっていると言う。
その直接の原因がコロナ支援金によるものだと明言していた。
米国では日本とは桁違いの潤沢な支援金を享受出来たようで、働かないでそれまで以上のお金がもらえるのだから、これまでの人生でコロナ期間が1番良かったと話しているのだ。
米国のコロナ支援金は個人、法人共に他国と比べて大盤振る舞いだった。
しかし、皮肉にもその恩恵が物価上昇に繋がって、コロナが終わると支援金は打ち切り、気がつくと普通にしていた買い物が出来なくなっていたのだ。
帰国してレストランやスーパーに行くと、極端に日本が安いと感じるが、ホノルルで生活する地元の人々に比べると、大変恵まれていると感じている。
究極のチーズケーキ
一通のメールが届いた。
それは、2回目のチャレンジでも叶わなかった抽選結果の通知だった。
月のうち、5日、15日、25日の3回が応募日となり、おおよそ6日間で締め切りになる。
締め切りから5日後には抽選結果のメールが届くシステムになっている。
落選の返信が来ても、毎回トライするのはそれを食した者でしかわからないだろう。
カンテサンスのチーズケーキは究極の領域に到達した芸術作品だった。
弟からお裾分けしてもらい、口にした瞬間に広がる食感と香ばしさは、今まで感じた事がないくらい素晴らしい体験だった。
オーナーシェフの料理人としての在り方がその領域に到達したと思われる。
試行錯誤を繰り返す中で、理想のチーズケーキのイメージをしっかり形に出来たようだ。
濃厚さからくる重い食後感がなく、味の比重による段階的な変化はまるでエゴンシーレがコントラストを表現しているかのようだった。
冷凍された状態で届くのだが、到着したときから食すまでのシーンを想定した仕上がりになっている絶品と感じた。
今回はお裾分けで味わったが、もっとたっぷりと食べたいので、何としても当選するまでトライしていくつもりである。
カンテサンスのチーズケーキを食べたら、本丸のポーランドの人々も腰を抜かすに違いない。
キャリアウーマン
いつもの在り方とは明らかに違っていた。
R氏の娘さんと友人の4人でラウンドしていると彼が娘を見る表情が優しさに満ち溢れていた。
彼女はロサンゼルスの監査法人公認会計士で、バリバリのキャリアウーマンだった。
31歳になる彼女の年収が2500万円だと言うので驚いた。
アメリカとの為替を除いても3倍以上の差があるのだ。
R氏曰く、自己確立しているので結婚願望の優先順位は低いようである。
来月中旬までは日本に滞在して家族団欒の時間を過ごすようだ。
妹さんもロンドンのCBリチャードエリスで働くキャリアウーマンで、姉妹ともに国際的な世界観を享受している。
アメリカやイギリスの新卒初任給が900-1000万円だと言うのだが、物価を考慮すると日本のそれと比べてもほぼ変わらないと思った。
それは、彼女がランチをする際、チップを合わせると3500円は超えると言う。
それは、Uberにしても同じくらいで、物価は日本の3倍強である事がわかる。
日本もインフレが徐々に加速している傾向にあるが、賃金もそれに沿った上昇が見込まれなければ、生活そのものが厳しくなっていく。
カリフォルニアでもホームレスが増加しているようで、所得が追いつかなくなると様々な弊害が表面化してくるのだ。
まさに、ゼロサムゲームが過激になってくる様相を呈している。
R氏の姉妹のように世界観を享受しながら、個の花を咲かせていくのか、夢と勇気とサムマネーで独自路線を構築していのか、何にせよコツコツ、続ける、諦めない、終わりなき改善の精神で前進していく事が重要だと感じている。
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